日頃から格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申しあげます。
ActiveComm 1.0Jは、グレープシティが開発したRS-232C用シリアル通信制御コンポーネントです。機能別に4つのコントロールに分け、軽量化を実現しました。その構成は、データ送受信のすべてを行うコンポーネントの中心Portコントロール、TAPI(Telephony API)経由でモデムを制御するTapiModemコントロール、ファイル転送をサポートするFileTransferコントロール、そして端末エミュレーションをサポートするTermulatorコントロールとなっています。
各コントロールは、通信アプリケーションに必要な機能を十分に備えると共に、より使いやすいコントロールをモットーにプログラミングインタフェースが設計されています。高機能かつフレキシブルなコントロールは、あらゆる分野の通信アプリケーションの作成を強力にバックアップします。
弊社では、登録ユーザーの皆さまに、無償E-Mail サポートをはじめとする「PowerTools®サポートサービス」を提供しています。販売店でパッケージ版を購入された場合、「GrapeCity ソフトウェア製品証」(「ユーザー登録カード」、「ユーザー登録のご案内」または、「GrapeCity ソフトウェア製品証」のいずれか)に記載された製品情報を元に、
弊社Webサイトよりユーザー登録手続きを行ってください。弊社でのユーザー登録が済みしだい、サポートサービスのご利用が可能になります。
また、
弊社のWebサイトでは、新製品情報、トライアル版・アップデートモジュール・カタログのダウンロード、テクニカル情報など、ソフトウェア開発に役立つホットな情報を満載しています。このリリースノートや製品ヘルプと合わせて、
ActiveComm 1.0Jのご利用に役立つことを願っております。
グレープシティ株式会社
〒981-3205 宮城県仙台市泉区紫山 3-1-4
Web:
http://www.grapecity.com/japan/
お問い合わせ:
フィードバックフォーム
ActiveComm 1.0Jをインストールするには、Webサイトからダウンロードした以下のインストールファイルを実行します。
ActComm_yyyymmdd.exe
(yyyymmddはインストーラのリリース時期によって変わります)
■ 注記 ■
- Windows Vista、Windows Server 2008 環境上にインストールする場合は、コンテキストメニューの「管理者として実行」からインストーラを起動する必要があります。
- 本インストールプログラムは、環境に製品版がインストールされている際には差分インストールを行います。本インストールプログラムで新規にインストールを行うには、既存のトライアル版、製品版をアンインストールする必要があります。
- 2007年11月以前の製品版をお持ちでWindows Vista、Windows Server 2008に製品版を新規にインストールする際は、本インストールプログラムを実行してプロダクトキーに"CD"と入力し、2007年11月以前の製品インストールプログラム(PTSetup.EXE)を認識させることでインストールが可能です。
1. 必要なハードウェアとソフトウェア
ActiveComm 1.0Jをご使用いただくには、以下のハードウェアとソフトウェアが必要です。
ハードウェア
7MB以上の空き領域を持つハードディスクドライブ
ソフトウェア
●開発環境
| 開発ツール |
Visual Basic 5.0日本語版
Visual Basic 6.0日本語版
Office 2000日本語版
※ Visual Basic 5.0はService Pack 3以上が必要です。
※ Visual Basic 6.0はService Pack 3以上(Windows Server 2003、Windows Vista または Windows Server 2008 ではService Pack 6)が必要です。
※ Windows 95はService Pack 1以上およびDCOM95が必要です。
※ Windows NT 4.0はService Pack 3以上が必要です。 ※ Office 2000日本語版では、Visual Basic Editor上でのみ使用可能です。
|
| OS |
| |
32ビット(x86) |
64ビット(x64) |
| Windows 95日本語版 |
● |
− |
| Windows 98日本語版 |
● |
− |
| Windows Me日本語版 |
● |
− |
| Windows NT 4.0日本語版 |
● |
− |
| Windows 2000日本語版 |
● |
− |
| Windows XP日本語版 |
● |
× |
| Windows Server 2003日本語版 |
● |
× |
| Windows Vista日本語版 |
● |
× |
| Windows Server 2008日本語版 |
● |
× |
|
●運用環境
| OS |
| |
32ビット(x86) |
64ビット(x64) |
| Windows 95日本語版 |
● |
− |
| Windows 98日本語版 |
● |
− |
| Windows Me日本語版 |
● |
− |
| Windows NT 4.0日本語版 |
● |
− |
| Windows 2000日本語版 |
● |
− |
| Windows XP日本語版 |
● |
× |
| Windows Server 2003日本語版 |
● |
× |
| Windows Vista日本語版 |
● |
× |
| Windows Server 2008日本語版 |
● |
× |
|
2. インストールの内容
ActiveComm 1.0Jのセットアッププログラムは、次の構成でファイルをコピーします。インストール結果について詳しく知るには、ユーザー指定フォルダに作成されるインストールログファイル(Install.log)を参照してください。インストールログファイルはテキスト形式のファイルとなっています。
※トライアル版では、コピーされるファイルの構成が一部異なります。詳しくは、「トライアル版」を参照してください。
\<User Folder>\
Install.log (インストールログファイル)
Regist.bat
REGSVR32.EXE
ReleaseNote_xxxxxxxx.htm (このファイル)
Uninst.exe
Uninst.ini
UnRegInf.EXE
Unregist.bat
\Control\
Actcmfnc.cnt
Actcmfnc.hlp
ActcmMt.cnt
ActcmMt.hlp
ActComm.cnt
ActComm.hlp
Fxfer10.cnt
FXfer10.dep
FXfer10.hlp
FXfer10.ocx
Port10.cnt
Port10.dep
Port10.hlp
Port10.ocx
Tapim10.cnt
TapiM10.dep
TapiM10.hlp
TapiM10.ocx
Term10.cnt
Term10.dep
Term10.hlp
Term10.ocx
TAPI14\
(TAPI 1.4用TapiModemコントロール バックアップフォルダ)
TAPI20\
(TAPI 2.0用TapiModemコントロール バックアップフォルダ)
\Function\
(通信関数ファイル)
cmMCall.cls
cmMHang.cls
cmMWait.cls
cmPause.cls
cmSendWA.cls
cmWait.cls
cmWaitA.cls
cmWaitDt.cls
\Links\
(テクニカルサポートなどに関する説明ドキュメント)
Feedback.htm
GrapeCityweb
Readme.htm
SupportForm.htm
SupportInfo.htm
SupportPolicy.htm
UserService
\Samples\
(サンプルプログラム。
詳しくは、\Samples\フォルダ内のAComSmpl.hlpをご覧ください。)
3. 主要ファイルの説明
| ファイル名 |
説明 |
| Port10.ocx |
Port コントロール ファイルバージョン:1.0.6.8 |
| TapiM10.ocx |
TapiModem コントロール ファイルバージョン:1.0.3.8(TAPI1.4用は、1.0.2.1) |
| FXfer10.ocx |
FileTransfer コントロール ファイルバージョン:1.0.6.8 |
| Term10.ocx |
Termulator コントロール ファイルバージョン:1.0.2.5 |
| \Control\*.dep |
コントロール依存情報ファイル |
| \Control\*.hlp |
ヘルプファイル |
| \Control\*.cnt |
ヘルプコンテンツファイル |
| \Function\*.cls |
通信関数クラスモジュール |
| ReleaseNote_20080919.htm |
リリースノート (このファイル) |
| Regist.bat |
レジストリ登録バッチファイル |
| REGSVR32.EXE |
レジストリ実行モジュール |
| Unregist.bat |
レジストリ登録解除バッチファイル |
4. アンインストール
ActiveComm 1.0Jをアンインストールするには、次のいずれかの作業を行います。アンインストールでは、製品をインストールしたフォルダに含まれるアンインストールユーティリティが自動的に使用されます。
- スタートメニューの当製品の場所にある「アンインストール」を実行します。
- コントロール パネルの「アプリケーションの追加と削除」または「プログラムの追加と削除」から「PowerTools ActiveComm Ver.1.0J」を実行する。
上記のいずれかを実行することで、システムから
ActiveComm 1.0Jのファイルが削除されます。
アンインストールには、「自動アンインストール」と「詳細アンインストール」の2つのモードがあります。
「自動アンインストール」を選択すると、インストール済みのすべてのファイルをアンインストールします。「詳細アンインストール」を選択するとアンインストールするファイルを個別に指定することができます。ただし、インストール後にファイルを移動した場合や、INSTALL.LOG ファイルを消去した場合は無効です。
■ 注記 ■
- インストール後にファイルを移動した場合や、Install.log ファイルを消去した場合は、アンインストールを実行できません。
- インストール後に作成されたファイルは、アンインストールでは削除されません。
5. Windows95にインストールする際の注意
Windows95上でActiveComm 1.0Jの各コントロールを使用するには、DCOM95がインストールされている必要があります。
セットアッププログラムでは、Windows95でDCOM95 がインストールされていない場合、メッセージを表示してインストールを中断します。この際は、DCOM95をインストール後に再度セットアッププログラムを起動してください。
DCOM95の入手方法に関しては以下を参照してください。
http://www.microsoft.com/japan/com/
ActiveXコントロール(*.OCX)は、設計時や開発時、あるいはこれらを登録したアプリケーションを実行する前に、必ずシステム環境にレジスト(登録)する必要があります。さらに、1つのコンピュータにデュアルブートで複数OSを使用している場合は、使用する環境毎にそれぞれ登録する必要があります。
1.システムレジストリ(System Registry)
開発環境マシン
Visual Basicの開発環境で登録済みのActiveXコントロール(*.OCX)の一覧を参照するには、以下の操作を行います。
[プロジェクト]メニューの[コンポーネント]を選択
Office 2000 のVisual Basic Editor(VBE)で、ActiveXコントロール(*.OCX)の一覧を参照するには、プロジェクトにユーザーフォームを追加して以下の操作を行います。
[ツール]メニューの[その他のコントロール]を選択
コンポーネントが正常にシステムに登録されている場合は、一覧にコンポーネント名が表示されます。コンポーネントの登録は、製品をインストールする際にセットアッププログラムが自動的に行いますが、万一登録が正常に行われていない場合は手動で登録を行う必要があります。この場合は、後述の「コンポーネントのレジスト(登録)方法」の説明を参照して登録を行ってください。
エンドユーザー側のマシン
コンポーネントを使用したアプリケーションをエンドユーザーのマシン上で正常に動作させるためには、使用したコンポーネントのファイル(*.OCX)をアプリケーションと同じフォルダか、パスの通ったフォルダに配置し、各コンポーネントをレジストしてください。
2.コンポーネントのレジスト(登録)方法
自動登録の場合の操作手順
ActiveXコントロール(*.OCX)を登録する場合
- Visual Basic を起動します。
- メニューから[プロジェクト]−[コンポーネント]を選択します。
- 「コントロール」タブの〈参照〉ボタンをクリックします。
- コントロールをインストールしたフォルダからレジストするActiveXコントロールファイル(*.OCX)を選択し、〈OK〉ボタンをクリックします。
- コントロール一覧に選択したコントロール名が追加されるので、そのまま項目を選択しチェックボタンをオンの状態にし、〈OK〉ボタンをクリックします。
※ Office 2000では、アプリケーションごとにレジスト方法が異なります。詳しくは、それぞれの製品ヘルプを参照してください。
手動登録の場合の操作および手順
手動登録を行う場合は、REGSVR32.EXEが必要になります。本製品をインストールすると、このファイルはユーザー指定のフォルダにインストールされます。
ActiveXコンポーネント(*.OCX)の手動登録は、コマンドプロンプトまたは[ファイル名を指定して実行]ダイアログで行います。
以下は、REGSVR32.EXEがCドライブのルートに存在し、PORT10.OCXファイルをC:\WINDOWS\SYSTEM
フォルダにコピーして登録を行う場合の例です。
C:\REGSVR32.EXE C:\WINDOWS\SYSTEM\PORT10.OCX
コンポーネントが正常に登録された場合は、通知メッセージが表示されます。
■ 注記 ■
- コンポーネントはフルパスで指定して下さい。
- Windows Vista、Windows Server 2008 環境上で登録を行う場合は、「管理者として実行」する必要があります。
3.Visual Basic、Office 2000 Developer のセットアップツールによる配布プログラムの作成
Visual BasicおよびOffice 2000 Developer のセットアップツールは、コンポーネントを使用したアプリケーションの配布プログラムを作成するときに、各コンポーネントの依存ファイル(*.DEP)を参照します。依存ファイルには各コンポーネントが必要とするファイル情報やレジストリ情報が含まれています。
以下に、その設定例を示します。
[PORT10.ocx]
Register=$(DLLSelfRegister)
Dest=$(WinSysPath)
[TapiM10.ocx]
Register=$(DLLSelfRegister)
Dest=$(WinSysPath)
[Term10.ocx]
Register=$(DLLSelfRegister)
Dest=$(WinSysPath)
[FXfer10.ocx]
Register=$(DLLSelfRegister)
Dest=$(WinSysPath)
本製品にはこれらの依存ファイルが添付されているため、Visual Basicのセットアップ作成ツールで配布プログラムを作成するときに、必要なファイルが自動的に組み込まれます。またこの場合、配布先環境へのレジストリ登録も自動で行われます。
■ 注記 ■
セットアップ作成ツールについての詳細は、Visual BasicおよびOffice 2000 Developerのヘルプを参照してください。
4.登録に失敗する原因登録に失敗する主な原因として、以下のことが考えられます。
- REGSVR32.EXEがコンポーネントを認識できない。
- Windows95でDCOM95がインストールされていない。
- 現在のユーザーに対してコンポーネントの登録に必要な権限が無い。
TAPIのバージョンとTapiModem コントロールについて
Windows95 でサポートされているTAPI のバージョンは1.4です。Windows98/NT 4.0/2000以降では TAPIのバージョン 2.0以降がサポートされています。
TAPIのバージョン1.4と2.0以降では、APIのインターフェースが異なるため、TapiModemコントロールには、TAPI 1.4用とTAPI 2.0用の2種類があります。
従って、実行環境のTAPIバージョンに合わないコントロールを使用した場合はTapiModemコントロールが誤動作する可能性があります。
セットアッププログラムでは、インストールする環境に合わせて適切なバージョンのTapiModem コントロールをインストールします。
TapiModemコントロールがTAPI 1.4用かTAPI 2.0用かは、以下の方法で見分けることができます。
TAPI 1.4用
- ファイルバージョンのマイナー番号が奇数です。
- ファイルのプロパティダイアログで、「バージョン情報」タブの「説明」に以下のように表示されます。
「TapiModem ActiveX Control (for TAPI1.4 only)」
TAPI 2.0用以降
- ファイルバージョンのマイナー番号が偶数です。
- ファイルのプロパティダイアログで、「バージョン情報」タブの「説明」に以下のように表示されます。
「TapiModem ActiveX Control」
各TAPI用のTapiModemコントロール(TapiM10.ocx)は、製品インストールフォルダの以下にインストールされます。
\<User Folder>\Control\TAPI14\
TAPI 1.4用 TapiModemコントロール バックアップフォルダ
\<User Folder>\Control\TAPI20\
TAPI 2.0以降用 TapiModemコントロール バックアップフォルダ
ActiveComm 1.0Jをインストールしようとすると、プロダクトキーを要求する入力ボックスが表示されます。ここでプロダクトキーの入力ボックスに"TRIAL"と入力し〈次へ〉をクリックして継続すると、製品を未登録版(トライアル版)としてインストールできます。ここでは、
ActiveComm 1.0J トライアル版の使用に際し、ご注意いただきたい点について説明します。
1. 著作権、免責事項、および配布条件
- ActiveComm 1.0J トライアル版はグレープシティ株式会社が著作権を有している製品です。
- グレープシティ株式会社は、ActiveComm 1.0J トライアル版を使用した結果については、いかなる保証も行いません。また、ActiveComm 1.0J トライアル版の使用によりお客様または第三者が被った直接的、または間接的ないかなる損害についても弊社は責任を負いません。
- ActiveComm 1.0J トライアル版を使用したプログラムの配布または販売を行うことはできません。
- ActiveComm 1.0J トライアル版を継続して、もしくは製品の評価の目的以外でご使用になられる場合、またはActiveComm 1.0J トライアル版を使用して作成したプログラムを第三者に配布する場合には、必ずライセンスの購入が必要になります。
2. 使用条件とサポート
- ActiveComm 1.0J トライアル版は、製品の評価目的においてのみ使用することができます。
- ActiveComm 1.0J トライアル版に対する一切のテクニカルサポートは行いませんので、あらかじめご了承ください。使用方法、バグなどに関する質問にはお答えいたしません。
3. トライアル版と製品版との相違点
- ActiveComm 1.0J トライアル版はライセンスがついておりません。
- ActiveComm 1.0J トライアル版に機能的な制限はありません。トライアル版に関するメッセージボックスがポップアップする以外は、製品版と全く同じように試用できます。
4. その他
以下に、
ActiveComm 1.0Jに関する既知の問題と制限事項について説明します。このリリースノートの他の情報と合わせて、
ActiveComm 1.0Jを活用していただく一助となれば幸いです。
バグレポートに関する最新情報につきましては、弊社のWebサイトをご参照ください。
バグレポート:
http://www.grapecity.com/japan/support/bugreport/
1.機能の制限について
Port コントロール
- "__UberAutoInput"イベントが表示される
Visual Basic Ver.5.0において、コードウインドウの[プロシージャ] ボックスに "__UberAutoInput" イベントが表示されます。このイベントは、Portコントロールが内部で利用しているイベントで使用することはできません。
- CancelPendingOutputsメソッド実行時に、送信結果がタイムアウトになる
非ブロック、自動受信の各モードにおいて、CancelPendingOutputs メソッドを実行した場合、メソッド実行時に処理していた送信結果(NonblockOutput イベントのNumBytes引数)はタイムアウト(-1)になります。この際、PortLastErrorプロパティには、タイムアウトを示す、「529 - pioe- OutputTimeout」 、または「530 - pioeOutputBTimeout」が設定されます。
- CancelPendingInputsメソッド実行時に、受信結果がタイムアウトになる
非ブロックモードにおいて、CancelPendingInputsメソッドを実行した場合、メソッド実行時に処理していた受信結果(NonblockInput、NonblockInputBの各イベントのNumBytes引数)はタイムアウト(-1)になります。この際、PortLastErrorプロパティには、タイムアウトを示す、「513 - pioe- InputTimeout」 、または「514 - pioeInputBTimeout」が設定されます。
- 送信キャンセル時のイベント発生順序が実行順でない
非ブロック、自動受信の各モードにおいて、送信処理をキャンセル(CancelPendingOutputsメソッドを実行) した場合、NonblockOutputイベントはリクエストIDの小さい順に発生しません。キャンセル時に送信処理を行なっていたリクエストIDのNonblockOutputイベントが最後に発生します。
- 受信キャンセル時のイベント発生順序が実行順でない
非ブロックモードにおいて、受信処理をキャンセル(CancelPendingIntputs メソッドを実行)した場合、NonblockInput、NonblockInputBの各イベントはリクエストIDの小さい順に発生しません。キャンセル時に受信処理を行なっていたリクエストIDのNonblockInput、NonblockInputB のいずれかのイベントが最後に発生します。
- パリティエラー発生時、キャラクタの置き換えが行われない
パリティエラー発生時(CommErrorイベントの「1027-perParity」)、ParityReplaceByteプロパティに設定したキャラクタに置き換えが行われません。
- perIncorrectEventMaskが発生しない
Windows 95、およびWindows 98 の各OS において、EventMaskプロパティに不正な値を設定した際に、CommErrorイベントの「1029-perIncorrectEventMask」が発生しません。Windows NT4、および Windows 2000 の各OS においては、EventMaskプロパティに不正な値を設定した際に実行時エラーが発生します。
- PortlastErrorプロパティにタイムアウトが設定されない場合がある
自動受信モードにおいて、Output、OutputB の各メソッドを連続して実行した場合、PortNonblockOutput イベントプロシージャ内で PortlastError プロパティを参照するとタイムアウトを示す値が設定されていない場合があリます。ただし、PortNonblockOutputイベントのNumBytes引数には、タイムアウトを示す「-1」が設定されていますのでタイムアウトの判別は可能です。
- Access 2000で削除した際に再描画されない
Access 2000 のユーザフォーム上からコントロールを削除した場合、再描画が行なわれないため、Portコントロールが残っているように見えます。ただし、スクロールなどにより、ユーザフォームを再描画させると消すことができます。
- 送信できない状態でOutputUrgentメソッドを実行できない
Windows 95、およびWindows 98 の各OS において、フロー制御中などデータを送信できない状態の際に、OutputUrgentメソッドを実行できません。
- シリアルポートのオープン時にエラーが発生する
Windows NT4、および Windows2000 の各 OS において、受信バッファのサイズ(InputBufferSize プロパティ)とフロー制御の干渉線設定(OnThreshold、OffThreshold の各プロパティ) の各値の設定により、シリアルポートをオープンできない場合があります。設定可能な目安を以下に示します。
| InputBufferSize |
OffThreshold |
OnThreshold |
| 5000Byte |
20%以上 |
80%以下 |
| 10000Byte |
60%以上 |
40%以下 |
| 20000Byte |
80%以上 |
20%以下 |
- RIラインの変化を検出できない場合がある
Windows 95、およびWindows 98の各 OS において、RIラインの変化を検出できません。
- CommStateイベントの「18 - peInputBuffer80Full」が発生しない
Windows 95、およびWindows 98の各 OS において、CommStateイベントの「18 - peInputBuffer80Full」が発生しません。
- Input/OutputTimeoutプロパティに10未満の値を設定できない
Input/OutputTimeoutプロパティに10未満の値を設定すると、実行時エラーが発生します。Input/OutputTimeoutプロパティは、10より小さい値を設定することはできません。
Termulator コントロール
- Access 2000でAutoSizeプロパティが動作しない
AutoSizeプロパティは、Access 2000のフォーム上では動作しません。Access2000でTermulatorコントロールを使用する際には、AutoSizeプロパティを「0 - terAutofitNone」に設定してください。
- Access 2000で再描画が行なわれない
Access 2000でTermulatorコントロールの Enabled プロパティを False に設定するとコントロールの描画が正常に行なわれなくなります。
- CommStateイベントの「16-peInputByte」が発生する
Portコントロールと連結している際に、PortコントロールのEventMaskプロパティに「&H0002−EventByteのデータ受信」が含まれる場合、PortコントロールのCommStateイベントの 「16-peInputByte」が発生します。
FileTransfer コントロール
- YModem-Batchでのダウンロード時にファイル転送ダイアログが残る場合がある
YModem-Batchのダウンロード開始時にアップロード側から反応がなく3回以上リトライしてから転送を開始した場合、転送終了時にダウンロード側でダイアログが残ります。
- ZModemで複数ファイル転送時にファイル日付けが正しくない
ZModemで複数のファイルを転送する場合、転送中にFileTimestampプロパティでファイルの日付けを参照値すると実際のファイルの日付と異なる場合があります。
- TransferStateイベントが発生しない場合がある
TapiModemを使用してモデム経由でZModemプロトコルでダウンロードする際に、FinishTransfer イベント発生直後に回線が切断されるとTransferStateイベントが発生しません。
2.注意点
Port コントロール
- Access 2000上でのデータ送受信モード
Access 2000 では、自動受信、ブロック、非ブロックの各送受信モードを使用可能です。リファレンスマニュアルの一部にブロックモードのみサポートの記述がございますが、Access 2000 においても3つの送受信モードを使用可能なように対応しています。
- Input、InputBの各メソッドでインテリセンスが表示されない
Visual Basic のコードウィンドウで、Input、InputBの各メソッドを入力した際にインテリセンスが表示されません。これは、Visual Basicにて同名の関数が提供されているためです。
- PortコントロールとTapiModem コントロールの連結について
PortコントロールとTapiModem コントロールは、実行時にのみ連結できます。設計時には連結できません。連結、連結の解除は、ConnectTapiCtlメソッド、および、DisconnectTapiCtlメソッドを使用します。
TapiModem コントロール
- ダイヤルトーンが検出されなかった際にTAPIがハングアップする
Windows 95、およびWindows 98の各 OS において、発信時にダイヤルトーンを検出するように設定(コントロールパネルの「モデムのプロパティ」ダイアログでダイヤルトーンを待つように設定)した際に、発信時にダイヤルトーンを検出できないとき、PlaceCall メソッドが失敗してTAPIサーバーがハングアップする場合があります。これは、TAPIの問題によるものです。
PlaceCall メソッドでは、ダイヤルトーンを待つ設定を無視することができます。 ダイヤルトーンを 待つ設定を無視する場合は、 PlaceCall メソッドのIgnoreDialToneWait引数にTrueを指定します。
- 切断時にCallStateイベントの「16384 - csDisconnected」が発生しない
HangUpメソッドを使用してローカルで回線の切断を行った場合、CallState イベントの「16384 - csDisconnected」が発生せずに「1 - csIdle」が発生する場合があります。これは、使用しているUnimodem TAPI サービスプロバイダの仕様によるものです。
- 音声通信で切断時にOnTapiイベントが発生しない
PlaceCall メソッドを使用して音声通信を実行し、システムの通話状況ダイアログが表示されている際に、HangUpメソッドを実行した場合OnTapiイベントが発生しません。これは、Windows 95におけるTAPIの制限です。
- LocationChangeイベントが発生しない
使用しているTAPIのバージョンによっては、コントロールパネル以外で所在地情報の変更がされたときに、LocationChangeイベントが発生しない場合があります。この現象は現在、Windows95でTAPIのバージョン1.4を使用している環境で確認されています。
Termulator コントロール
- 端末領域の各行をクリアしてもCrLfが残る
端末領域の各行が、バックスペース、DELETEやスペースでクリアされた場合、データが表示された各行には、CrLfが残ります。そのため、クリア後にTextプロパティやScrollTextプロパティを参照した場合、長さ0の文字列("")は返りません。データを完全にクリアするためには、Textプロパティに長さ0の文字列("")を設定する、またはClearScrollTextメソッドを使用します。
FileTransfer コントロール
- 対向で使用するアプリケーションによっては、ファイルの更新日時がずれる
YModem(Batch、g)、ZModemプロトコルを使用してファイル転送を行う場合、対向で使用するアプリケーションによっては、ファイルの更新日時が元の更新日時と異なる場合があります。
- ファイル転送時の送受信バッファのサイズ
ファイル転送を行う際には、PortコントロールのInputBufferSizeプロパティ、およびOutputBufferSizeプロパティに、ファイル転送に十分な送受信バッファサイズを設定する必要があります。InputBufferSize、OutputBufferSize の各プロパティは、最低でもデフォルト値の4096以上の値を設定することをお勧めします。
Windows Vista、Windows Server 2008で使用する場合の注意点
- 2007年11月以前の製品版をお持ちでWindows Vista、Windows Server 2008に製品版を新規にインストールする際は、本インストールプログラムを実行してプロダクトキーに"CD"と入力し、2007年11月以前の製品インストールプログラム(PTSetup.EXE)を認識させることでインストールが可能です。
- Windows Vista、Windows Server 2008では、製品に付属するバッチファイルはすべて「管理者として実行」する必要があります。
- Windows Vista、Windows Server 2008には、Windowsヘルププログラム(WinHlp32.exe)が含まれなくなりました。そのため、Windowsヘルプ形式のヘルプファイル(拡張子.hlp)を開くことができません。マイクロソフト社では、ダウンロード版のWinHlp32.exeを「Microsoftダウンロードセンター」で提供しています。詳細については、マイクロソフト社のサポート技術情報を参照してください。
「Windows ヘルプ (WinHlp32.exe) プログラムを必要とするヘルプ ファイルを開くことができない問題を解決する、Windows Vista 用および Windows Server 2008 用のダウンロードについて」
http://support.microsoft.com/kb/917607/ja
- 「電話とモデムのオプション」の所在地名に環境依存文字を使用している場合、TapiModemコントロールのCurrentLocationプロパティ、LocationオブジェクトのNameプロパティより所在地名を参照した場合、文字化けが発生します。
- Windows Vista、Windows Server 2008で使用する際の注意点は、製品ヘルプの[はじめに]-[Windows Vista、Windows Server 2008で使用する際のご注意]にも記載されています。
ActiveComm 1.0Jの更新内容をバージョンごとに解説します。ActiveComm 1.0Jでは、主要なActiveXコンポーネントのファイルバージョンをもって製品バージョンとしています。以下の説明で特にことわりがない場合、単に「バージョン」または「Ver.」と表記したときは、この製品バージョンを表しています。該当する項目をクリックすると、その説明が表示されます。
●2008年9月19日版で修正された不具合の内容
Version : 1.0.6.8
以下に、2005年7月31日版から2008年9月19日版への変更点について説明します。
今回の改訂では、Windows Vista、Windows Server 2008に対応したActiveXコンポーネントの提供を主な目的としています。また、2005年7月31日版公開の後に発見された不具合の改善と製品ヘルプの更新を行っています。
1. 改善された機能の内容
- Windows Vista、Windows Server 2008に対応しました。
- 製品ヘルプにFAQ、制限事項と注意点を追加しました。
2. 修正された不具合
通信関数
[7451]
24日以上連続稼動している環境で通信関数を使用するとタイムアウトが発生しない
すべてのコントロール
[7664]
2005年7月31日版のOCXファイルを2バイト文字を含むフォルダにインストールすると実行時にエラーが発生する
TapiModem コントロール(TapiM10.ocx)
[7665]
Windows 2000環境で電話回線の接続〜切断を繰り返すとメモリの使用量が増加する
●2005年7月31日版で修正された不具合の内容
Version : 1.0.6.5
以下に、2003年1月31日版から2005年7月31日版への変更点について説明します。
今回の改訂では、データ実行防止(DEP)環境への対応と、2002年10月8日版公開の後に発見された不具合の改善を主な目的としています。
1. 改善された機能の内容
- Windows XPでのファイル転送
Windows XPでダウンロードを行う際、パフォーマンス設定のプロセッサのスケジュールを「バックグラウンドサービス」に変更しておかければならない件を、既定の「プログラム」のままでもファイル転送が行えるように改善いたしました。
- データ実行防止(DEP)環境に対応
データ実行防止(DEP)に対応したプロセッサを搭載したPC環境において、DEPに対応しているオペレーティングシステム(Windows XP Service Pack 2以降)を利用している場合に、コントロールのレジストができない場合がありましたが、以下のモジュールについてレジスト可能なように改善いたしました。
Port10.ocx、FXfer10.ocx、TapiM10.ocx(TAPI Ver.2.0用)、Term10.ocx
2. 修正された不具合
Port コントロール(Port10.ocx)
[5195]
Intel HyperThred 対応CPUを搭載したPCで受信タイムアウトが発生する
FileTransfer コントロール(FXfer10.ocx)
[2704]
ZModemファイル転送中にキャンセルするとアプリケーションエラーが発生する
[5194]
Windows NT4でXModem-Checksumプロトコルでダウンロードする際にファイル転送が停止する場合がある
[5196]
アップロードの際にファイル転送を中断した場合、転送の終了イベントでアップロードファイルが削除できない
[5197]
Windows XPでXModem-Checksumプロトコルでダウンロードする際にファイル転送が停止する場合がある
[5198]
ワイルドカード指定(*.*)でファイル転送を行う際に、サブフォルダをファイルと誤認識して転送がエラー終了する場合がある
[5199]
電話回線に接続してファイル転送を行う場合、ファイルのダウンロード開始待ちの際に回線が切断されるとファイル転送を中断できなくなる
●2003年1月31日版で修正された不具合の内容
Version : -.-.-.-(コンポーネントを含まない)
以下に、2002年10月8日版から2003年1月31日版への変更点について説明します。
今回の改訂では、通信関数、サンプルやヘルプの修正を主な目的としています。
1. 通信関数の修正
[cmMCall.cls]
[ACCM02164]PlaceCall関数でリトライ回数に達しても処理を終了しない
2. サンプルプログラム
[TapiModemSample.vbp]
着信待ちを解除した後、フラグ変数をリセットしていない
[Transfer.vbp]
ファイル転送終了後、ラベルにステータスを表示する部分に記述ミス
3. 製品ヘルプの修正
リファレンスに以下のプロパティの説明を追加しました。
・IOModeプロパティ
・PortNumberプロパティ
・Hangup関数のヘルプ
●2002年10月8日版で修正された不具合の内容
Version : 1.0.5.5
以下に、2002年1月21日版から2002年10月8日版への変更点について説明します。
今回の改訂では、2002年1月21日版公開の後に発見された不具合の改善を主な目的としています。
1. 修正された不具合
Port コントロール(Port10.ocx)
[2703]
Portをオープンしている時にDDE通信を行うとフリーズする
[2349]
Portをオープンしている時にコントロールパネルを開けない
[2354]
Portを再オープン後、最初のInputメソッド実行時にタイムアウトになる
[2355]
Portコントロールのロード/アンロードによりメモリリークする
[未公開]
Portオープン中に特定のプリンタ(EPSON PM-2000)で印刷できない
FileTransfer コントロール(FXfer10.ocx)
[未公開]
YModemのアップロード時、EOT送信後にダウンロード側からNAKが帰ってきてもEOTを再送しない
[未公開]
YModemのアップロード時、ブロック0のパディングキャラクタが1Aになる
Termulator コントロール(Term10.ocx)
[2707]
Termulatorコントロールで右クリックのイベントが発生しない
[2708]
VT100でエスケープコード「ESC[2J」が動作しない
●2002年1月21日版で修正された不具合の内容
Version : 1.0.5.0
以下に、初版から2002年1月21日版への変更点について説明します。
今回の改訂では、初版公開の後に発見された不具合の改善を主な目的としています。
1. 修正された不具合
FileTransfer コントロール(FXfer10.ocx)
[2350]
XModemのファイル転送で、0件データのダウンロードが出来ない
[2351]
XModem転送でアップロード時、タイムアウトでもリトライしない
[2352]
ファイル転送ダイアログのプログレスバーがデータ再送時も増加する
[2709]
同一ファイルを同時に転送できない
TapiModem コントロール(TapiM10.ocx)
[2705]
回線接続前にHangUpメソッドを実行すると、着信不能になる場合がある
[2706]
回線接続完了後でもHangUp後に着信不能になる場合がある。
2. 制限事項
Termulator コントロール(Term10.ocx)
[未公開]
VT100でエスケープコード「ESC[1J」が動作しない
●2000年6月30日リリース (初版)
Version : 1.0.4.9
ここに記載されている内容は、製品版として正規にインストールされた製品を対象としています。トライアル版には、適用されません。トライアル版の使用条件については、「
トライアル版」に記載しています。
1.適用の対象
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2.使用権
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- お客様は、お客様が販売する製品に本製品のランタイムモジュールを組み込み、再配布することができます。ただし、この場合においても本製品の使用法やその他の一切を公開することはできません。また、販売する製品には本製品の著作権を明記しなければなりません。
この著作権表示は以下のような形態で、マニュアル、アプリケーション内のいずれかに行う必要があります。
ActiveComm
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3.禁止事項
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