日頃から格別のお引き立てを賜りまして厚く御礼申し上げます。
この修正版は、InputMan for .NET 4.0J Windows Forms Ed.( 以下、InputMan for .NET) の不具合の修正を行います。
製品版をインストール済みのお客様へ
この修正版は、初版(v4.0.2006.0224)との互換性を保ちつつ、v4.0.2006.0224 以降に確認された不具合への修正が行われています。
尚、この修正版をインストール後に移行ツールによるプロジェクトの移行作業は不要です。
修正版を適用済みの状態で新規にインストールするには
最新のトライアル版(製品版)インストーラを使用することで、予め修正版を適用した状態で InputMan for .NET をインストールできます。最新のインストーラは
こちら から入手します。
修正版を適用後、以前の版に戻すには
以前の版に戻すには、InputMan for .NET のインストール先フォルダの
\Bin
\unregGAC.bat を実行した後、サブフォルダから任意のバージョンのファイルを選択して Bin フォルダに上書きします。その後、
\Bin
\regGAC.bat を実行します。
InputMan for .NET の動作不正のため、ユーザーの皆さまに大変ご不便をおかけいたしましたことを深くお詫び申しあげます。
この修正版は、初版(v4.0.2006.0224)から改定第4版(v4.0.2007.1015)バージョンを対象としています。以下では、インストール内容と注意事項について解説しています。また、インストール前に理解しておくべき重要な注意点については、このすぐ下に記載しています。
1. 修正版セットアップの手順
以下の手順でセットアップとプロジェクトの移行を行うことをお勧めします。
- Visual Studioの[ツール]-[ツールボックス アイテムの選択]の[.NET Frameworkコンポーネント]で、対象となるコンポーネントのチェックボックスを OFF (解除)にし、Visual Studioを終了します。
- 修正版セットアップ(InputManNETwin4_20080415_patch.exe)を実行します。
- Visual Studioを起動して、Visual Studioの[ツール]-[ツールボックス アイテムの選択]の[.NET Frameworkコンポーネント]で、対象となるコンポーネントのチェックボックスを ON (登録)にします。
(表) ツールボックスでの登録と解除の対象となるコンポーネント
| 名前 | 名前空間 |
| BalloonTip | GrapeCity.Win.Input |
| Calculator | GrapeCity.Win.Input |
| Calendar | GrapeCity.Win.Input |
| CharMask | GrapeCity.Win.Input |
| Combo | GrapeCity.Win.Input |
| Container | GrapeCity.Win.Input |
| Date | GrapeCity.Win.Input |
| DateValidator | GrapeCity.Win.Input |
| Edit | GrapeCity.Win.Input |
| FunctionKey | GrapeCity.Win.Input |
| Ime | GrapeCity.Win.Input |
| KeyLock | GrapeCity.Win.Input |
| List | GrapeCity.Win.Input |
| Mask | GrapeCity.Win.Input |
| Number | GrapeCity.Win.Input |
| NumberValidator | GrapeCity.Win.Input |
| Postal | GrapeCity.Win.Input |
| TimeSpan | GrapeCity.Win.Input |
■ 注記 ■
コンポーネントがツールボックスに登録されている状態で修正版のセットアップを行った場合、新規プロジェクトのビルド時にエラーが発生することがあります。そのときは、上記の1. と 3. の操作を行って、コンポーネントを再登録してください。
Visual Studio 2008のみがインストールされている環境には、修正版インストーラを適用できません。このような場合は既存の製品を一旦アンインストールし、フルインストーラ形式のインストーラをご使用ください。
2. インストールの内容
| 追加 | 新しく追加されるファイルまたはフォルダ |
| 更新 | 更新されるファイルまたはフォルダ |
| バックアップ | 退避される旧バージョンのファイルまたはフォルダ (フォルダ名の"yyyyMMddhhmm"にはインストール日時が入ります) |
<User Folder>\
csac.dll
Deactiva.exe
Install.log
instsac.dll
ReleaseNote_40200XXXXX.htm ※1
ReleaseNote_4020080415_patch.htm
Sweep.exe
Sweep.ini
Uninst.bat
UnRegInf.exe
Bin\
GrapeCity.Win.Input.Design.v40.dll
GrapeCity.Win.Input.Postal.v40.dll
GrapeCity.Win.Input.v40.dll
GrapeCity.Win.Input.v40.xml
regGAC.bat
unregGAC.bat
ja\
GrapeCity.Win.Input.Design.v40.resources.dll
GrapeCity.Win.Input.v40.resources.dll
v4.0.200X.XXXX\ ※1
GrapeCity.Win.Input.Design.v40.dll
GrapeCity.Win.Input.Postal.v40.dll
GrapeCity.Win.Input.v40.dll
GrapeCity.Win.Input.v40.xml
ja\
GrapeCity.Win.Input.Design.v40.resources.dll
GrapeCity.Win.Input.v40.resources.dll
v4.0.2008.0415\
GrapeCity.Win.Input.Design.v40.dll
GrapeCity.Win.Input.Postal.v40.dll
GrapeCity.Win.Input.v40.dll
GrapeCity.Win.Input.v40.xml
ja\
GrapeCity.Win.Input.Design.v40.resources.dll
GrapeCity.Win.Input.v40.resources.dll
Data\
demo.mdb
Sample.mdb
Holiday.xml
Help\
H2Reg.exe
H2Reg.ini
H2Reg_cmd.ini
HelpReg.bat
HelpUnReg.bat
InputManNet4.chm
InputManNet4.HxA
InputManNet4.HxC
InputManNet4.HxS
InputManNet4.HxT
InputManNet4_A.HxK
InputManNet4_F.HxK
InputManNet4_K.HxK
NamedURLIndex.HxK
Links\
Activation.chm
Feedback.htm
GrapeCityLogo.gif
GrapeCityweb.htm
Readme.htm
SupportForm.htm
SupportInfo.htm
SupportPolicy.htm
UserService.htm
Migrator\
CodeBank.xml
Config.xml
Migrator4.exe
Samples\
Sample4.htm
BaseForm\
Bin\
Controls\
CS\
VB\
Demo\
CS\
VB\
Functions\
CS\
VB\
SampleHelp\
\Samples_old_yyyyMMddhhmm\
Sample4.htm
BaseForm\
Bin\
Controls\
CS\
VB\
Demo\
CS\
VB\
Functions\
CS\
VB\
SampleHelp\
<Windows System32 Folder>\
sac.dll
※1: XXXX は、インストールされているバージョンによって異なります。
3. 主要ファイルの説明
| ファイル名 | 説明 |
| GrapeCity.Win.Input.Design.v40.dll | 設計アセンブリ Assembly version: 4.0.2006.0224 ファイルバージョン: 4.0.2008.0415 |
| GrapeCity.Win.Input.Postal.v40.dll | 郵便番号コントロールアセンブリ Assembly version: 4.0.2006.0224 ファイルバージョン: 4.0.2008.0415 |
| GrapeCity.Win.Input.v40.dll | 本体アセンブリ Assembly version: 4.0.2006.0224 ファイルバージョン: 4.0.2008.0415 |
| GrapeCity.Win.Input.Design.v40.resources.dll | 設計アセンブリのサテライトリソース Assembly version: 4.0.2006.0224 ファイルバージョン: 4.0.2008.0415 |
| GrapeCity.Win.Input.v40.resources.dll | 本体アセンブリのサテライトリソース Assembly version: 4.0.2006.0224 ファイルバージョン: 4.0.2008.0415 |
| Migrator4.exe | 移行ツール |
| demo.mdb | デモサンプル用データ |
| Holiday.xml | 祝日定義ファイルのサンプル |
| Sample.mdb | サンプル用データ |
| ReleaseNote_4020080415.htm | リリースノート (このファイル) |
| InputManNet4.HxS | 製品ヘルプ |
| Sample4.htm | サンプルヘルプ |
| Links\*.htm | 弊社Webサイトの主要ページへのリンク |
4. サンプルのバックアップ
この修正版では、初版に対してサンプルの一部を改訂しています。
そのため、修正版のインストーラは、既存のサンプルやデータベースに対して追加・変更が行われている場合を想定し、SamplesフォルダとDataフォルダのすべての内容をそれぞれSamples_old_yyyyMMddhhmmフォルダとData_old_yyyyMMddhhmmフォルダに退避します。ただし、インストール時に表示されるダイアログで「バックアップは不要」を選択した場合は、これらの退避は行われません。
バックアップフォルダの"yyyyMMddhhmm"には、この修正版をインストールした日時が入ります。
InputMan for .NETの更新内容をバージョンごとに解説します。InputMan for .NETでは、主要DLLのファイルバージョンをもって製品バージョンとしています。以下の説明で特にことわりがない場合、単に「バージョン」または「Ver.」と表記したときは、この製品バージョンを表しています。該当する項目をクリックすると、その説明が表示されます。
●2008年5月14日リリース (改訂第5版)
Assembly Version : 4.0.2006.0224
File Version : 4.0.2008.0415
以下に、Ver.4.0.2007.1015からVer.4.0.2008.0415への変更点について説明します。
1. 主な変更点
- Visual Studio 2008対応
- Windows Server 2008対応
- 不具合修正
今回の改訂版は、Visual Studio 2008とWindows Server 2008のサポート、および不具合の修正を主な目的としています。
2. Visual Studio 2008対応
次の開発ツールのサポートが追加されます。
Visual Studio 2008日本語版
3. Windows Server 2008対応
次の開発環境のサポートが追加されます。
Windows Server 2008 32ビット(x86)日本語版
Windows Server 2008 64ビット(x64)日本語版(WOW)
次の運用環境のサポートが追加されます。
Windows Server 2008 32ビット(x86)日本語版
Windows Server 2008 64ビット(x64)日本語版
4. 修正された不具合
[INMN06768] 移行ツールを適用すると、"ImeMode"を含む行がコメントアウトされる
対象: 移行ツール
[INMN06542] フォーカス喪失後、DisplayFormatが適用されないことがある
対象: Date、Numberの各コントロール
[INMN06699] EXEファイルのプロパティで視覚テーマを無効にすると起動時に例外が発生する
[INMN06573] 半角カタカナを含む文字列の表示が不自然になることがある
[INMN06697] ValidateEx設定時でも矢印キーで無効な日付2007/02/29が表示される
[INMN06715] UserControlのコンストラクタでBeginUpdate/EndUpdateを呼び出すと、UserControlのデータバインディングが切れる
[INMN06702] ReadOnlyがTrueのとき、SelectedValueを設定して項目を選択できない
[INMN06693] ドロップダウンボタン押下のままマウスホイールでスクロールすると、コンテナがスクロールする
[INMN06501] ドロップダウンリストの自動幅調整が不正になる
[INMN06769] 検索結果が0件の時、プロパティに以前の検索結果が残る
[INMN06698] Container上のコントロールが、フォームのデザイン画面を再表示するとずれるときがある
[INMN06696] SpritterPanel使用時にメッセージボックス表示後のふりがな入力ができなくなる
[INMN06686] Validatingイベントによるフォーカス移動キャンセル後、ふりがな入力が動作しなくなる
●2007年10月31日リリース (改訂第4版)
Assembly Version : 4.0.2006.0224
File Version : 4.0.2007.1015
以下に、Ver.4.0.2007.0430からVer.4.0.2007.1015への変更点について説明します。
1. 主な変更点
2. 修正された不具合
[INMN06181] 動的にFormatを切り替える時、キャレットの位置が不正になることがある
対象: Date、TimeSpanの各コントロール
[INMN06378] 履歴リストをAlt+F4キーを押して閉じると、次回履歴リストを開いたときに例外が発生する
[INMN06129] プロパティウィンドウの [DropDownCalendar] −[YearMonthFormat]の設定が反映されない
[INMN06399] 英語曜日の短縮表記が製品ヘルプ記載内容と異なる
[INMN06433] コンボコントロールで特定操作により、まれにInvalidOperationExceptionが発生する
[INMN06437] ふりがなが2回入力される場合がある
[INMN06438] 多数のコントロールを含むパネルを設定すると、Windows Vistaでバルーンの初回表示時一部のコントロールが表示されない
●2007年6月15日リリース (改訂第3版)
Assembly Version : 4.0.2006.0224
File Version : 4.0.2007.0430
以下に、Ver.4.0.2007.0112からVer.4.0.2007.0430への変更点について説明します。
1. 主な変更点
- Windows Vista対応
- 機能追加
- 不具合修正
今回の改訂版は、Windows Vistaのサポートおよび、JIS2004のサロゲート文字を制御する書式キーワードの追加、および不具合の修正を主な目的としています。
2. Windows Vista対応
次の開発環境のサポートが追加されます。
Windows Vista 32ビット(x86)日本語版
Windows Vista 64ビット(x64)日本語版(WOW)
次の運用環境のサポートが追加されます。
Windows Vista 32ビット(x86)日本語版
Windows Vista 64ビット(x64)日本語版
■ 注記 ■
- Windows Vistaで開発する場合はVisual Studio Service Pack 1 Update for Windows Vistaの適用が必要です。
- Windows Vistaでは、制限事項と注意点に記載された制限事項があります。
3. 機能追加
書式でサロゲート文字を制御するためのキーワードがFormatプロパティに追加されました。
サロゲート文字以外の文字を許可する場合は次のように設定します。
書式でサロゲート文字を制御するためのキーワードがFormat.Patternプロパティに追加されました。
サロゲート文字以外の文字を許可する場合は次のように設定します。
| Mask1.Format.Pattern = "[^\T]" |
4. 修正された不具合
[INMN05860]ReadOnlyプロパティがFalseのとき、ImeModeが正しく切り替わらない
対象:Edit、Mask、CharMask, Date、TimeSpan、Number、Comboの各コントロール
[INMN05990]UsePasswordCharプロパティがTrueのときに、PasswordCharの値が変更できない
[INMN06002]ExitOnLastCharプロパティがTrueでも、2バイト文字が含まれていると次のコントロールにフォーカスが移動しない場合がある
[INMN06031]コントロールにフォーカスがあるとき、スクロールマウスのホイールボタンで、Panelコントロールなどのスクロールが動作しない
[INMN06001]時刻が24時をまたぐときスピン機能による値の増減値が正しくない
[INMN06030]ドロップダウンリストの上でマウスのホイールボタンをスクロールすると、コントロールが配置されているコンテナ(Panelなど)が同時にスクロールされる
[INMN06032]ReadOnlyプロパティがTrueの状態でもコントロール上でキーボードを押下すると項目の選択が解除されてしまうことがある
[INMN06104]初回に限り選択されている項目がドロップダウンウィンドウに表示されない場合がある
●2007年1月30日リリース (改訂第2版)
Assembly Version : 4.0.2006.0224
File Version : 4.0.2007.0112
以下に、Ver.4.0.2006.0224からVer.4.0.2007.0112への変更点について説明します。
1. 主な変更点
- 不具合修正
- サンプルヘルプの改定
- x64 Edition
- 休日サンプルファイルの改定
今回の改訂版は、不具合の修正、64bit環境への対応、サンプルヘルプの更新を主な目的としています。
2. 追加された機能
64bit環境に対応
次の開発環境のサポートが追加されます。
Windows XP x64 Edition (WOW)
Windows Server 2003 x64 Edition (WOW)
次の運用環境のサポートが追加されます。
Windows XP x64 Edition + .NET Framework 2.0 (x64)
Windows Server 2003 x64 Edition + .NET Framework 2.0 (x64)
■ 注記 ■
- 開発は 64 ビット版の Windows でサポートされる 32 ビット環境(WOW64 サブシステム)のみサポートされます。これは Visual Studioの動作環境に合わせたものです。
- .NET Framework 2.0 (IA64) はサポートされません。
- InputMan for .NETのアセンブリは、32 ビット版と 64 ビット版が共通です。
3. 修正された不具合
[INMN05769]DateTimeExクラスを使用して和暦の元号を取得できない
[INMN05894]GroupBox等のコンテナ上にコントロールを配置したユーザーコントロールで、NextControlが動作しない
対象:Edit、Mask、Date、TimeSpan、Number、Comboの各コントロール
[INMN05834]プロパティページで設定したドロップダウンカレンダーの曜日設定、休日設定が反映されない
[INMN05947]Tabキーでフォーカスを移動するとEnterイベントでバルーンチップが表示されない場合がある
●2006年9月14日リリース (改訂第1版)
Assembly Version : 4.0.2006.0224
File Version : 4.0.2006.0908
以下に、Ver.4.0.2006.0224からVer.4.0.2006.0908への変更点について説明します。
1. 主な変更点
- 不具合修正
- サンプル、コードスニペットの追加
- 製品付属の DB Entry .NET の郵便番号辞書の更新
今回の改訂版は、初版公開後に発見された不具合の修正を主な目的としています。また、サンプルやコードスニペットも多数追加しました。さらに、製品付属の DB Entry .NET の郵便番号辞書を更新しました。
2. 修正された不具合
[INMN05395][Shift]+[Delete]キーでコントロールの内容を切り取ることができない
対象:Mask、Number、Comboの各コントロール
[INMN05395]ModifiedChangedイベントが発生しない
対象:Edit、Mask、Date、TimeSpan、Number、Comboの各コントロール
[INMN05622]Visual Studio Team Edition for Software Testers の単体テスト機能でInputManのコントロールが配置されているフォームを閉じると例外が発生する
[INMN05715]フォームのAutoValidateプロパティをDisableに設定すると、コントロールの表示書式が表示されなくなる
対象:Date、Number、TimeSpanの各コントロール
[INMN05715]フォーカスが一度も移動されたことのないコントロールでは、ValidateChildrenメソッドが実行されない
対象:Edit、Mask、Date、TimeSpan、Number、Combo、CharMaskの各コントロール
[INMN05447]2バイト文字を含むファイルが存在するプロジェクトを移行するとプロジェクトが開けなくなる場合がある。
[INMN05729]SelectedValueプロパティにBindingSourceをバインドするとリストの項目が正しく表示されない場合がある
[INMN05736]SelectedValueプロパティにバインドしたデータをNullに設定しても項目がクリアされない
[INMN05638]GrapeCity.Win.Input.Postal.v40.dllをGACに登録できない
●2006年3月17日リリース (初版)
Assembly Version : 4.0.2006.0224
File Version : 4.0.2006.0224
以下の内容は、ヘルプの[製品の概要]-[アセンブリ]にも記載されています。
.NET Frameworkには、厳密なアセンブリ識別機構が盛り込まれており、Visual Studio .NETで作成した実行ファイルやアセンブリは、それらが依存するアセンブリを名前とバージョンおよびその他の情報を使って判別します。
この仕組みは、DLL Hellを解消するためのもので、間違ったバージョンのアセンブリを参照することによる誤動作を避け、本来のバージョンのアセンブリを確実に参照することを目的としています。この機構により、Visual Studio .NETで作成した実行ファイルやアセンブリは、それらが依存するアセンブリと同名のアセンブリが存在していても、アセンブリバージョンが一致しなければ動作しません。
1. バージョン管理ポリシー
InputMan for .NETでは、アセンブリのメンバを変更するか、または機能を拡張した場合、アセンブリバージョンとファイルバージョンの両方を変更します。この場合は、変更点を吸収するため、移行情報や移行ツールを利用してソースコードを修正する必要があります。
また、アセンブリのメンバに変更がない場合や十分な互換性が保たれる場合は、ファイルバージョンだけを変更します。この場合、既存のプロジェクトのソースコードを変更する必要はありません。
| 変更の程度 |
名前空間やアセンブリ名 |
アセンブリバージョン |
ファイルバージョン |
ソースの変更 |
再ビルド |
| 重大な変更 |
更新される |
更新される |
更新される |
必要 |
必要 |
| 通常の変更 |
現状のまま |
現状のまま |
更新される |
不要 |
不要 |
2. バージョンの確認
プロジェクトで使用しているアセンブリのアセンブリバージョンとファイルバージョンは以下の手順で確認できます。
- Visual Studioを起動し対象となるプロジェクトを開きます。
- フォームの[デザイン]ページでInputMan for .NETのコントロールを選択します。
- プロパティウィンドウで [バージョン情報] のリンクをクリックしてください。
- 表示されたダイアログの「製品の詳細情報:」にバージョンが表示されます。
3. InputMan for .NETのアセンブリ
依存関係にあるアセンブリを正しく動作させるには、それらのアセンブリバージョンが互いに適合していることが必要です。たとえば、最新版のInputMan for .NETでは、GrapeCity.Win.Input.v40.dllとGrapeCity.Win.Input.Design.v40.dllは、互いに関連しています。そのため、これらのアセンブリバージョンを「4.0.2006.224」に、またファイルバージョンを4.0.2008.0415」に揃える必要があります。
リソースファイル(*.resources.dll)についても、それぞれのリリースに適合したファイルを使用します。
| ファイル名 |
アセンブリ Ver. |
ファイル Ver. |
更新日付 |
GrapeCity.Win.Input.v40.dll GrapeCity.Win.Input.Design.v40.dll GrapeCity.Win.Input.Postal.v40.dll |
4.0.2006.224 |
4.0.2006.0224 |
2006年2月24日 |
| 4.0.2006.224 |
4.0.2006.0908 |
2006年9月8日 |
| 4.0.2006.224 |
4.0.2007.0112 |
2007年1月30日 |
| 4.0.2006.224 |
4.0.2007.0430 |
2007年6月15日 |
| 4.0.2006.224 |
4.0.2007.1015 |
2007年10月31日 |
| 4.0.2006.224 |
4.0.2008.0415 |
2008年5月14日 |
■ 注記 ■
通常は、アセンブリのバージョンを意識する必要はありませんが、作成したアプリケーションが配布先の環境で動作しない場合や、意図的にアセンブリを入れ替える場合は、プロジェクトが参照しているアセンブリのバージョンを確認してください。