はじめに
日頃から格別のお引き立てを賜りまして厚く御礼申し上げます。
この修正版は、InputMan for .NET 2.0J Web Forms Edition ( 以下、InputMan for .NET Web )の不具合の修正、ヘルプファイルの更新を行います。

製品版をインストール済みのお客様へ
この修正版は、初版(v2.0.2007.207)との互換性を保ちつつ、v2.0.2007.207以降に確認された不具合への修正が行われています。
なお、この修正版でアセンブリバージョンを変更しているため、v2.0.2009.320以前のアセンブリで作成されたプロジェクトは、この修正版をインストール後に移行ツールによるプロジェクトの移行作業が必要です。

修正版を適用済みの状態で新規にインストールするには
最新のトライアル版(製品版)インストーラを使用することで、予め修正版を適用した状態で InputMan for .NET Web をインストールできます。最新のインストーラは こちら から入手します。

修正版を適用後、以前の版に戻すには
以前の版に戻すには、InputMan for .NET Web のインストール先フォルダの \Bin\unregGAC.bat を実行した後、サブフォルダから任意のバージョンのファイルを選択して Bin フォルダに上書きします。その後、\Bin\regGAC.bat を実行します。

InputMan for .NET Web の動作不正のため、ユーザーの皆さまに大変ご不便をおかけいたしましたことを深くお詫び申しあげます。

インストール
この修正版は、初版(v2.0.2007.207)から改訂第6版(v2.0.2010.528)のバージョンアップを対象としています。以下では、インストール内容と注意事項について解説しています。また、インストール前に理解しておくべき重要な注意点については、このすぐ下に記載しています。

■ 重要 ■

gacutil.exeの検出
グローバルアセンブリキャッシュツール(gacutil.exe)が、.NET Framework SDKをインストールした先のBinフォルダに存在しないときは、修正版を正しく適用できないため、インストールが中止されます。



1. 修正版セットアップの手順
無用の問題を避けるため、以下の手順でセットアップとプロジェクトの移行を行うことをお勧めします。
  1. Visual Studio の[ツール]-[ツールボックス アイテムの選択]-[.NET Frameworkコンポーネント]で、対象となるコンポーネントのチェックボックスを OFF (解除)にし、Visual Studio を終了します。
  2. 修正版セットアップ(InputManNETweb2_20100614_patch.exe)を実行します。
  3. Visual Studio の[ツール]-[ツールボックス アイテムの選択]-[.NET Frameworkコンポーネント]で、対象となるコンポーネントのチェックボックスを ON (登録)にし、Visual Studio を終了します。
(表) ツールボックスでの登録と解除の対象となるコンポーネント
名前名前空間
BalloonTipGrapeCity.Web.Input.IMBalloonTip
CalculatorGrapeCity.Web.Input.IMCalculator
CalendarGrapeCity.Web.Input.IMCalendar
CharacterTypeValidatorGrapeCity.Web.Input.IMValidators
ComboGrapeCity.Web.Input.IMCombo
DateGrapeCity.Web.Input.IMDate
DateDifferenceValidatorGrapeCity.Web.Input.IMValidators
DateRangeValidatorGrapeCity.Web.Input.IMValidators
EditGrapeCity.Web.Input.IMEdit
ForbiddenTextValidatorGrapeCity.Web.Input.IMValidators
ListGrapeCity.Web.Input.IMList
MaskGrapeCity.Web.Input.IMMask
MessageBoxGrapeCity.Web.Input.IMMessageBox
NumberGrapeCity.Web.Input.IMNumber
TextLengthValidatorGrapeCity.Web.Input.IMValidators

■ 注記 ■

コンポーネントがツールボックスに登録されている状態で修正版のセットアップを行った場合、新規プロジェクトのビルド時にエラーが発生することがあります。そのときは、上記の1. と 3. の操作を行って、コンポーネントを再登録してください。



2. インストールの内容
追加新しく追加されるファイルまたはフォルダ
更新更新されるファイルまたはフォルダ
バックアップ退避される旧バージョンのファイルまたはフォルダ
(フォルダ名の"yyyyMMddhhmm"にはインストール日時が入ります)



<User Folder>\
    Install.log
    ReleaseNote_20200XXXXX.htm  ※1
    ReleaseNote_2020100614_patch.htm
    UnRegInf.exe
    Bin\
        GrapeCity.Common.Design.v20.dll
        GrapeCity.Web.Input.v20.dll
        GrapeCity.Web.Input.v20.xml
        regGAC.bat
        unregGAC.bat
        images\
        ja\
            GrapeCity.Web.Input.v20.resources.dll
        v2.0.200X.XXXX\  ※1
            GrapeCity.Web.Input.v20.dll
            GrapeCity.Web.Input.v20.xml
            images\
            ja\
                GrapeCity.Web.Input.v20.resources.dll
        v2.0.2010.528\
            GrapeCity.Web.Input.v20.dll
            GrapeCity.Web.Input.v20.xml
            images\
            ja\
                GrapeCity.Web.Input.v20.resources.dll
    Help\
        H2Reg.exe
        H2Reg.ini
        H2Reg_cmd.ini
        H2Reg_Log.txt
        HelpReg.bat
        HelpUnReg.bat
        InputManWeb.HxC
        InputManWeb.HxS
        InputManWeb.HxT
        InputManWeb_A.HxK
        InputManWeb_F.HxK
        InputManWeb_K.HxK
        NamedURLIndex.HxK
    Links\
        Activation.chm
        Feedback.htm
        GrapeCityLogo.gif
        GrapeCityweb.htm
        Readme.htm
        SupportForm.htm
        SupportInfo.htm
        SupportPolicy.htm
        UserService.htm
    Migration\
        Actions.dll
        BaseLibrary.dll
        InputManControl.dll
        MigrationTool.dll
        MigrationWizard.exe
        OtherTags.dll
        ja\
            BaseLibrary.resources.dll
            MigrationWizard.resources.dll
        Xml\
            Actions.xml
            Modifications.xml
            Path.xml
            Tags.xml
            VersionsInformation.xml
    Samples\
        CS\
        Data\
        Help\
        Images\
        VB\
        Sample.html
        Samples_old_yyyyMMddhhmm\
           CS\
           Data\
           Help\
           Images\
           VB\
    Snippets\
        CS\
        VB\
        RegSnippet.EXE
        regSnippet.ini

※1: XXXX は、インストールされているバージョンによって異なります。

3. 主要ファイルの説明
ファイル名説明
GrapeCity.Web.Input.v20.dll本体アセンブリ
アセンブリバージョン: 2.0.2010.528
ファイルバージョン: 2.0.2010.528
GrapeCity.Web.Input.v20.resources.dll本体アセンブリのサテライトリソース
アセンブリバージョン: 2.0.2010.528
ファイルバージョン: 2.0.2010.528
GrapeCity.Common.Design.v20.dllデザイナの参照アセンブリ
アセンブリバージョン: 2.0.2007.207
ファイルバージョン: 2.0.2007.207
MigrationWizard.exe移行ツール
ReleaseNote_2020100614_patch.htmリリースノート (このファイル)
InputManWeb2.HxS製品ヘルプ

参考情報

移行ツールについては、ヘルプの[製品の概要]-[移行について]で解説しています。



4. サンプルのバックアップ
この修正版では、初版に対してサンプルの一部を改訂しています。

そのため、修正版のインストーラは、既存のサンプルやデータベースに対して追加・変更が行われている場合を想定し、Samplesフォルダのすべての内容をSamples_old_yyyyMMddhhmmフォルダに退避します。ただし、インストール時に表示されるダイアログで「バックアップは不要」を選択した場合は、これらの退避は行われません。

バックアップフォルダの"yyyyMMddhhmm"には、この修正版をインストールした日時が入ります。

更新された内容
InputMan for .NET Web の更新内容をバージョンごとに解説します。InputMan for .NET Web では、主要DLLのファイルバージョンをもって製品バージョンとしています。以下の説明で特にことわりがない場合、単に「バージョン」または「Ver.」と表記したときは、この製品バージョンを表しています。該当する項目をクリックすると、その説明が表示されます。


●2010年6月14日リリース (改訂第6版)
Assembly Version : 2.0.2010.528
File Version     : 2.0.2010.528


●2009年4月10日リリース (改訂第5.1版)
Assembly Version : 2.0.2009.320
File Version     : 2.0.2009.408


●2009年4月1日リリース (改訂第5版)
Assembly Version : 2.0.2009.320
File Version     : 2.0.2009.320


●2008年9月17日リリース (改訂第4版)
Assembly Version : 2.0.2008.829
File Version     : 2.0.2008.829


●2008年4月9日リリース (改訂第3版)
Assembly Version : 2.0.2008.314
File Version     : 2.0.2008.314


●2007年11月7日リリース (改訂第2版)
Assembly Version : 2.0.2007.1102
File Version     : 2.0.2007.1102


●2007年6月29日リリース (改訂第1版)
Assembly Version : 2.0.2007.622
File Version     : 2.0.2007.622


●2007年2月7日リリース (初版)
  Assembly Version : 2.0.2007.207
  File Version     : 2.0.2007.207

制限事項と注意点
以下に、InputMan for .NET Web に関する制限事項について説明します。このリリースノートの他の情報と合わせて、InputMan for .NET Web を活用していただく一助となれば幸いです。

機能の制限について

Visual Web Developer 2005/2008 Express Editionでの注意点

プロジェクトの移行について
この修正版では、アセンブリのアセンブリバージョンが変更されています。そのため修正版適用前のバージョンで作成されたプロジェクトに修正版を適用するには、プロジェクトの移行が必要です。

プロジェクトを移行するには、付属の移行ツールを使用します。

移行については製品ヘルプの[製品の概要] - [移行について]を参照してください。

バージョン管理とアセンブリ

以下の内容は、ヘルプの[製品の概要]-[アセンブリ]にも記載されています。


.NET Frameworkには、厳密なアセンブリ識別機構が盛り込まれており、Visual Studio で作成した実行ファイルやアセンブリは、それらが依存するアセンブリを名前とバージョンおよびその他の情報を使って判別します。

この仕組みは、DLL Hellを解消するためのもので、間違ったバージョンのアセンブリを参照することによる誤動作を避け、本来のバージョンのアセンブリを確実に参照することを目的としています。この機構により、Visual Studio で作成した実行ファイルやアセンブリは、それらが依存するアセンブリと同名のアセンブリが存在していても、バージョンが一致しなければ動作しません。

1. バージョン管理ポリシー
InputMan for .NET Web では、アセンブリのメンバを変更するか、または機能を拡張した場合、アセンブリバージョンとファイルバージョンの両方を変更します。修正版適用後にプロジェクトをリビルドする必要があります。

また、名前空間やアセンブリ名等の変更がある場合には、変更点を吸収するため、移行情報や移行ツールを利用してソースコードを修正する必要がある場合もあります。なお、軽微な変更や十分な互換性が保たれる場合は、ファイルバージョンだけを変更する場合もあります。この場合、既存のプロジェクトのリビルドやソースコードを変更する必要はありません。

変更の程度 名前空間やアセンブリ名 アセンブリバージョン ファイルバージョン ソースの変更 再ビルド
重大な変更 更新される 更新される 更新される 必要 必要
通常の変更 現状のまま 更新される 更新される 不要 必要
軽微な変更 現状のまま 現状のまま 更新される 不要 不要

2. アセンブリバージョンの確認
プロジェクトで使用しているアセンブリのアセンブリバージョンは、以下の手順で確認できます。
  1. Visual Studio を起動し、対象となるプロジェクトを開きます。
  2. ソリューションエクスプローラーのツリービューで[参照設定]ノードを展開します。
  3. リストの中から目的のアセンブリを選択し、プロパティウィンドウの[バージョン]プロパティを確認します。
3. ファイルバージョンの確認
プロジェクトで使用しているアセンブリのファイルバージョンは、以下の手順で確認できます。
  1. Visual Studio を起動し、対象となるプロジェクトを開きます。
  2. フォームの[デザイン]ページでInputMan for .NET Web のコントロールを選択します。
  3. プロパティウィンドウで [バージョン情報] のリンクをクリックしてください。
  4. 表示されたダイアログの「製品情報:」に記載されているビルド番号がファイルバージョンに相当します。
4. InputMan for .NET Web のアセンブリ
依存関係にあるアセンブリを正しく動作させるには、それらのアセンブリバージョンが互いに適合していることが必要です。たとえば、InputMan for .NET Web では、それぞれのリリースに適合したリソースファイル(*.resources.dll)を使用します。

ファイル名 アセンブリ Ver. ファイル Ver. 更新日付
GrapeCity.Web.Input.v20.dll 2.0.2010.528 2.0.2010.528 2009年06月14日
2.0.2009.320 2.0.2009.408 2009年04月08日
2.0.2009.320 2.0.2009.320 2009年04月01日
2.0.2008.829 2.0.2008.829 2008年09月17日
2.0.2008.314 2.0.2008.507 2008年05月07日
2.0.2008.314 2.0.2008.314 2008年03月14日
2.0.2007.1102 2.0.2007.1102 2007年11月07日
2.0.2007.622 2.0.2007.710 2007年07月10日
2.0.2007.622 2.0.2007.622 2007年06月29日
2.0.2007.207 2.0.2007.312 2007年03月12日
2.0.2007.207 2.0.2007.207 2007年02月07日


■ 注記 ■



アセンブリを切り替える方法

以下の内容は、ヘルプの[製品の概要]-[アセンブリ]にも記載されています。


修正版セットアップでは、最新のアセンブリを利用できるように、アセンブリの再配置と再登録を自動的に行います。しかし、過去のプロジェクトを再ビルドするなど、以前のバージョンのアセンブリを使用する必要がある場合には、以下の手順でアセンブリを入れ替えることが可能です。

  1. Visual Studio の[ツール]-[ツールボックス アイテムの選択]-[.NET Frameworkコンポーネント]で、対象となるコンポーネントのチェックボックスを OFF (解除)にし、Visual Studio を終了します。
  2. 製品インストールフォルダ内のBinフォルダにインストールされている unregGAC.bat を実行します。
  3. Binフォルダの直下にある以下のファイルとフォルダを削除します。

      (1) GrapeCity.Web.Input.v20.dll
      (2) \ja\(フォルダ)  
    

  4. 使用するバージョンのアセンブリバックアップフォルダ内にあるすべてのファイルとjaフォルダをBinフォルダにコピーします。
  5. 製品インストールフォルダ内のBinフォルダにインストールされている regGAC.bat を実行します。
  6. Visual Studio の[ツール]-[ツールボックス アイテムの選択]-[.NET Frameworkコンポーネント]で、対象となるコンポーネントのチェックボックスを ON (登録)にし、Visual Studio を終了します。
  7. 入れ替えたアセンブリのアセンブリバージョンが以前のものと異なる場合、付属の移行ツールを使うなどしてソースコードを修正します。
(表) ツールボックスでの登録と解除の対象となるコンポーネント
名前 名前空間
BalloonTip GrapeCity.Web.Input.IMBalloonTip
Calculator GrapeCity.Web.Input.IMCalculator
Calendar GrapeCity.Web.Input.IMCalendar
CharacterTypeValidator GrapeCity.Web.Input.IMValidators
Combo GrapeCity.Web.Input.IMCombo
Date GrapeCity.Web.Input.IMDate
DateDifferenceValidator GrapeCity.Web.Input.IMValidators
DateRangeValidator GrapeCity.Web.Input.IMValidators
Edit GrapeCity.Web.Input.IMEdit
ForbiddenTextValidator GrapeCity.Web.Input.IMValidators
List GrapeCity.Web.Input.IMList
Mask GrapeCity.Web.Input.IMMask
MessageBox GrapeCity.Web.Input.IMMessageBox
Number GrapeCity.Web.Input.IMNumber
TextLengthValidator GrapeCity.Web.Input.IMValidators

■ 注記 ■



©2007 GrapeCity inc. All rights reserved.

・Microsoft、Windows、Visual Studio、Visual Basicは米国Microsoft Corporationの
  米国およびその他の国における登録商標です。
・GrapeCity、PowerToolsはグレープシティ株式会社の登録商標です。
・InputMan、SoftwareActivationはグレープシティ株式会社の商標です。
・その他記載されている製品名は各社の登録商標または商標です。