日頃から格別のお引き立てを賜りまして厚く御礼申し上げます。
この修正版では、2004年12月10日にリリースされたバージョン1.0.8.0で確認された不具合への修正が行われています。
SPREAD
for .NET
の動作不正のため、ユーザーの皆さまに大変ご不便をおかけいたしましたことを深くお詫び申しあげます。
弊社では、社員が一丸となり、製品の安定を目指して一層の努力を傾注する所存でございます。今後ともご愛顧のほど、何とぞよろしくお願い申しあげます。
グレープシティ株式会社
〒981-3205 宮城県仙台市泉区紫山 3-1-4
Web:
http://www.grapecity.com/japan/お問い合わせ:
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修正版はLHA形式で圧縮されたファイル(SpreadNETWeb_20050915_patch.lzh)にて提供されます。
これを解凍可能なツールで解凍すると、下記の2つのファイルを含むSpreadNETWeb_20050915_patch
というフォルダが作成されます。
・SpreadNETWeb_20050915_patch.EXE
・ReleaseNote_1090_patch.htm
また本修正版で追加・更新される主なファイルは以下の通りです。
| ファイル名 |
説明 |
| FarPoint.Web.SpreadJ.dll |
本体アセンブリ Assembly version: 1.0.9.0 ファイルバージョン:
1.0.9.0 更新日付: 2005年9月15日 |
| FarPoint.Calcengine.dll |
共通アセンブリ(表計算エンジン) Assembly version: 1.1.1.0 ファイルバージョン:
1.1.1.0 更新日付: 2005年9月15日 |
| FarPoint.Excel.dll |
共通アセンブリ(Excelファイル入出力エンジン) Assembly version: 1.1.3.0
ファイルバージョン: 1.1.3.0 更新日付: 2005年9月15日 |
| FarPoint.Web.SpreadJ.Design.dll |
SPREADデザイナアセンブリ Assembly version: 1.0.9.0 ファイルバージョン:
1.0.9.0 更新日付: 2005年9月15日 |
| fpspread.htc をはじめとするクライアント側スクリプトファイル |
クライアント側スクリプトファイル 更新日付: 2005年9月15日 |
修正版の適用方法については「修正版の適用方法」の項目をご参照下さい。
解凍したファイルに対し、以下の手順に従って作業して下さい。
無用の問題を避けるため、以下の手順でセットアップを行うことをお勧めします。
- Visual Studio .NETの[ツール]-[ツールボックスのカスタマイズ]-[.NET
Frameworkコンポーネント]で、対象となるコンポーネント「FarPoint.Web.SpreadJ(1.0.2.0 -
1.0.8.0)」のチェックボックスを OFF (解除)にし、Visual Studio .NETを終了します。
- 修正版セットアップ(SpreadNETWeb_20050915_patch.EXE)を実行します。
- Visual Studio .NETの[ツール]-[ツールボックスのカスタマイズ]-[.NET
Frameworkコンポーネント]で、対象となるコンポーネント「FarPoint.Web.SpreadJ(1.0.9.0)」のチェックボックスを
ON (登録)にし、Visual Studio .NETを終了します。
以前のバージョンで作成した既存プロジェクトを、修正版のバージョンで使用できるようにするには次の「プロジェクトの移行について」をご参照下さい。
修正版を適用した場合、
SPREAD for .NETの以前のバージョン(1.0.2.0 -
1.0.8.0)にて作成したプロジェクトは次の手順で移行する必要があります。
- 作業前に移行するプロジェクトのバックアップを作成して下さい。
- MigrationTool.exeを起動します。
- [移行するプロジェクト]を選択します。そして移行するプロジェクト、もしくはプロジェクトが含まれるフォルダを指定します。
- [移行するバージョン]を指定します。 現在のバージョン、また移行先のバージョンを指定します。
- [実行]ボタンをクリックします。
プロジェクトの移行が成功すると”プロジェクトは移行されました。”というメッセージが表示されます。
また移行後は、プロジェクトファイルと同じフォルダにログファイルが作成されます。
- 次に移行したプロジェクトをVS.NETで開いて下さい。
- VS.NETのソリューションエクスプローラで参照設定を開き、FarPoint.CalcEngine,
FarPoint.Excel, Farpoint.Web.Spreadjを削除して下さい。
- 「参照設定」を右クリックし、「参照の追加(R)」をクリックします。
- 参照の追加ダイアログが開いたら[参照]ボタンをクリックし、先ほど削除したFarPoint.CalcEngine,
FarPoint.Excel,
Farpoint.Web.SpreadJの修正版のアセンブリを選択して参照設定に追加して下さい。
本修正版で使用する各アセンブリのバージョンは以下の通りです。
- FarPoint.CalcEngine(1.1.1.0)
- FarPoint.Excel(1.1.3.0)
- Farpoint.Web.SpreadJ(1.0.9.0)
以上でプロジェクトの移行は完了です。
移行後のプロジェクトが問題なく動作することをご確認下さい。
■ 注記 ■
- 移行作業の対象となるファイルは、プロジェクトの*.aspxファイルと、licenses.licxファイルです。
MigrationTool.exeは、選択したプロジェクトファイルと同じフォルダにある、*.aspxとlicenses.licxファイルに記述されているSPREADのバージョン情報を書き換えます。
そのため移行対象となるファイルがプロジェクトファイルと同じフォルダに無い場合は処理することができません。この場合、ダミーのプロジェクトファイル(拡張子が.csprojまたは.vbproj)を、移行対象のファイルと同じフォルダに作成することで、MigrationTool.exeにより作業ができるようになります。
- 移行対象となるファイルが指定したフォルダのサブディレクトリに保存されている場合は、[移行するプロジェクト]で「指定したフォルダに含まれる複数のプロジェクトを移行します。」を選択し、「サブフォルダにあるファイルも移行する。」をチェックすることですべてのファイルを移行することができます。
開発環境に「SPREAD for .NET Web Forms Edition」と「SPREAD for .NET
2.0J Web Forms Edition」の両方をインストールし、共存させている場合は次の点にご注意下さい。
■ 1つの開発環境に「SPREAD for .NET Web Forms Edition」と「SPREAD for .NET 2.0J Web Forms
Edition」が共存する場合、2つの製品がインターネット インフォメーション
サービス(IIS)上に存在する仮想フォルダ(「fp_client」フォルダ)を共用しています。この状態で本修正版をインストールすると仮想フォルダの登録が解除される可能性があります。登録が解除されてしまった場合、製品のクライアント側処理が正しく実行されず次の現象が発生します。
- 列ヘッダがスクロールされない
- セルに入力ができない
上記の現象が発生した場合、仮想フォルダの登録が解除されてしまった可能性があります。「SPREAD for .NET 2.0J Web Forms
Edition」に付属の「仮想フォルダ修復ツール (VirtFpClient.EXE)
」を使用して仮想フォルダの再登録を実行して下さい。仮想フォルダ修復ツール(VirtFpClient.exe )は「SPREAD for .NET 2.0J
Web Forms Edition」をインストールしたディレクトリの「Tools」フォルダ
にインストールされています。ご使用にあたっては付属のReadme.txt をご覧下さい。
SPREAD for .NET Web Forms
Ed.の修正内容をバージョンごとに示します。該当する項目をクリックすると、その説明が表示されます。
●2005/09/15版で修正された内容 Assembly Version : 1.0.9.0
以下に、2005/09/15版(1.0.9.0)の修正内容について説明します。
修正内容
- BugID 5347
- [SPRN05058]32767行以上のデータを連結するとSystem.OverflowExceptionが発生
する
- BugID 5137
- [SPRN04465]編集状態のセルからテキストボックスにフォーカスを移動するとIMEが無効になる
- BugID 5115
- [SPRN04907]ページサイズが増大するとクライアント側動作が遅くなる
- BugID 5110
- [SPRN04836]操作モードがSingleSelectの時、ドラッグ&ドロップでスクリプトエラーが発生する
- BugID 5010
-
[SPRN04848]IncludeHeaders.BothCustomOnlyを指定してエクスポートすると実行時エラーが発生することがある
- BugID 4986
- [SPRN04837]操作モードがRowModeで列ヘッダをクリックした時、onActiveCellChangedイベントが発生するが、見た目上シートの選択状態が解除される
- BugID 4807
- [SPRN04637] onEditStopped, onDataChanged
イベントでアラートを表示するとブラウザが強制終了される
- BugID 4725
- [SPRN04561]Excelインポート/エクスポートでフォント設定が反映されない
- BugID 3993
- [SPRN03895]SPREADデザイナでデータ連結した場合の動作
●2004/12/10版で修正された内容 Assembly Version : 1.0.8.0
以下に、2004/12/10版(1.0.8.0)の修正内容について説明します。
修正内容
- BugID 4487
- [SPRN04398]MultiLineプロパティをTrueに設定したセルで入力した文字が失われる
- BugID 4405
- [SPRN04308]OperationMode = SingleSelect で [Shift] +
上下矢印キーを押すと複数行にわたって選択状態が設定される
- BugID 4385
- [SPRN04300]セルの入力値検証が2回実行されることがある
- BugID 4381
- [SPRN04280]onDataChanged イベントでスクリプトエラーが発生することがある
- BugID 4382
-
[SPRN04286]チェックボックス型セルがアクティブな状態で列ヘッダの幅を変更すると水平方向にスクロールする
- BugID 4303
- [SPRN04147]階層表示を展開すると親シートの行と行ヘッダがずれて表示される事がある
- BugID 4291
- [SPRN04126]非表示列を含む行を追加するとエラーになる
- BugID 4292
- [SPRN04149]エクスポート先のExcelファイルで列を挿入するとエラーになる
- BugID 4081
- [SPRN03977]DoubleCellTypeのクライアント側入力検証が行われない
- BugID 4082
- [SPRN03996]コマンドボタン型セルで空の文字列を設定した際の動作
- BugID 4083
- [SPRN04006]コンボボックス型セルで[Space]キーを押すとシートがスクロールする
- BugID 4076
-
[SPRN03969]チェックボックス型およびラジオボタンリスト型セルで変更されたデータの有無に依らずUpdateCommandが発生する
- BugID 4015
- [SPRN03935]列を非表示にした状態で行を追加・挿入した時の動作
- BugID 4007
- [SPRN03928]コンボボックスのValues要素に空の文字列("")が設定された場合
- BugID 3992
- [SPRN03886]クライアント側イベントの引数
- BugID 3994
- [SPRN03898]エクスポート先Excelファイルを開くと「表示形式を追加できません」エラーが発生
●2004/05/10版で修正された内容 Assembly Version : 1.0.4.0
以下に、2004/05/10版(1.0.4.0)の修正内容について説明します。
修正内容
- BugID 4454
- [SPRN04356] 一定数以上のセルを結合するとエクスポート先エクセルファイルを開けない
- BugID 4288
- [SPRN04113]ユーザーがコマンドボタン型セルのキャプションを変更できてしまう
- BugID 3968
-
[SPRN03853]クライアント側でアクティブセルを移動すると[TAB]キーによるセル移動と連携がとれない。
- BugID 3967
- [SPRN03840]結合セルの挙動。
- BugID 3966
- [SPRN03715]IMEが日本語モードで正しく入力できない時がある。
- BugID 3881
- [SPRN03712]階層構造で列を非表示にするとセルの選択状態が解除されない。
- BugID 3880
- [SPRN03706]列のLocked設定が反映されない。
- BugID 3879
- [SPRN03692]表示行数が0行の時のマウスポインタ動作によってスクリプトエラーが発生する 。
- BugID 3878
-
[SPRN03686]行モードに設定して[Backspace]を押すとIEのショートカットキー動作でページが遷移してしまう。
- BugID 3877
- [SPRN03684]コマンドボタン型セルをSpaceキーで選択するとセルがアクティブセルにならない。
- BugID 3638
-
[SPRN03647]コマンドボタン型セルで変更されたデータの有無に依らずUpdateCommandが発生する。
- BugID 3637
- [SPRN03641]データが0件の時に列を非表示にするとエラーが発生する
- BugID 3636
- [SPRN03578]SingleSelectモードではコマンドボタン型セルがクリックできない 。
- BugID 3576
- [SPRN03568]通貨型セルの挙動がWeb.configで設定したエンコードに依存する。
- BugID 3301
- [SPRN03417]標準型セルで全角数字が入力できない。
仕様変更
- 通貨型、倍精度型、整数型のセルをExcelに出力した場合、ユーザー定義型に設定されます。
- 標準型セルでFormatStringを「X」に設定した場合、入力値も16進数値として扱われます。
以前のバージョンでは「128」と入力すると、入力値は整数値として扱われ16進数の「80」に変換されましたが、本バージョンでは入力値も16進数の「128」として扱われます。
●2003/12/15版で修正された内容 Assembly Version : 1.0.3.0
以下に、2003/12/15版(1.0.3.0)の修正内容について説明します。
修正内容
- BugID 3216
- [SPRN03289]列ヘッダが表示されないことがある。
- BugID 3207
- [SPRN03312]0ゼロが”0.000000E+000”と表示されていまいます。
- BugID 3208
- [SPRN03313]マスク型セルで数値書式が使用されます。
- BugID 3218
- [SPRN03326]tinyint型のデータがExcelに保存されない
- BugID 3219
- [SPRN03327]セル型の設定を行うとフォントスタイルの設定が正しく反映されない。
- BugID 3299
- [SPRN03328]カスタムセルでイベントが2回発生します。
- BugID 3300
- [SPRN03381]ヘッダの結合設定がExcel上で維持されない
- BugID 3302
- [SPRN03426]グローバリゼーションの設定を”Shift-jis”にすると動作しない。
- BugID 3332
- [SPRN03460]ロックされたセルのテキストを切り取ることができる。
- BugID 3369
- [SPRN03490]実行時にトライアル版になる場合がある。
- BugID 3370
- [SPRN03496]IF関数が正しく動作しない場合がある。
- BugID 3371
- [SPRN03508]VS.NET2003で使用すると応答不能になる。
- BugID 3559
- [SPRN03537]ボタン型セル(リンクボタン)のVerticalAlignの設定が効かない。
上記の各問題の詳細はホームページの
バグレポートでご確認下さい。
以下に、
SPREAD for
.NETに関する既知の問題と制限事項について説明します。このリリースノートの他の情報と合わせて、
SPREAD for
.NETを活用していただく一助となれば幸いです。
全般
- マウス操作による複数のセルブロックの選択機能はサポートしていません。
[Ctrl]キーを押したまま、マウスでセルをクリックしても複数のセルやセルブロックを選択状態に設定することはできません。
- TopRowプロパティの値をコードで変更した場合は、TopRowChangedイベントは発生しません。
- 日付時刻型セルにおいて、入力値の妥当性チェックはサーバーサイドで実行されます。
したがって日付時刻値以外の値を入力した場合でも、入力直後にクライアントサイドでエラーメッセージは表示されません。
- 標準型セルに数値だけを入力した場合、数値書式が適用されます。
例、「12345」→「12,345」、「001」→「1」となります。
デザイナ
- 日付時刻型セルで和暦書式をデザイナで設定することはできません。
和暦書式を設定するには次のようなコードを記述する必要があります。
Dim
dt As New FarPoint.Web.Spread.DateTimeCellType()
dt.DateTimeFormat.Calendar
= New System.Globalization.JapaneseCalendar()
dt.FormatString = "gg
yy年MM月dd日"
FpSpread1.Sheets(0).Columns(0).CellType =
dt
なお、上記コードにより和暦書式を設定したセルで「2003/05/16」と入力した場合は、「平成
2003年05月16日」と認識されるのでご注意ください。
- デザイナでデータソースに接続した場合、デザイナの[列]タブから列の追加を行うことはできません。
データソースに接続し、アンバウンド列を追加する場合は、データ連結ウィザード内で行います。
- デザイナでのデータ接続の設定は最初のシートに対してのみ有効です。
- アセンブリの参照設定でローカルコピーをTrueにした場合は、SPREADデザイナを起動することはできません。
表計算
- 数式で異なるシートのセルを参照することはできません。
「Sheet1!B2」のような書式をサポートしていません。
- SPREADのActiveX版で使用された「A#+B#」のような数式はサポートしていません。
- 「CHAR」および「CODE」関数は、Unicodeベースです。ExcelではJISコードベースになります。
Excelエクスポート
- カスタム関数はExcelにエクスポートされません。
- 和暦書式は正しくエクスポートされません。
.NET
Frameworkでは和暦の年を表すキーワード「e」をサポートしていないためスプレッドで和暦書式を設定する場合は、「gg
yy/MM/dd」のようにします。
エクスポート時にはこの書式がそのまま出力されるので、Excelでは不正な値のように表示されます。この場合Excel側で書式を修正する必要があります。
- AlternatingRowsプロパティの設定はExcelにエクスポートされません。
- Microsoft、Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
- GrapeCity、PowerTools、はグレープシティ株式会社の登録商標です。
- SPREADは米国FarPoint Technologies社の商標ならびにグレープシティ株式会社の登録商標です。
- その他記載の製品名は各社の商標または登録商標です。
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