1. 本製品における動作の保証範囲について
本製品は、米国 ComponentOne 社の
ComponentOne FlexGrid for .NET - 2007 年 T2 リリース版をベースに日本語化を行ったものです。ただし、ComponentOne 社では機能拡張のため随時アップデートを行っており、日本語版開発の過程で次期リリース版向けの新機能がいくつか追加されることがあります。それらの機能は、リファレンスには記載されておりません。
日本語版では、2007 年 T2 リリース版 リリース版の機能に限定して動作を保証しております。追加された機能については随時動作確認を行ってまいりますが、現時点においては動作の保証をいたしかねますことをご了承ください。
2. コントロールの利用範囲について
本製品は Windows フォーム用コントロールであり、Windows アプリケーション開発においてのみ使用できます。Web アプリケーション開発において本製品を利用することはできませんのでご注意ください。
本製品には Visual Studio .NET 2002/2003 専用コントロールと Visual Studio 2005 専用コントロールが収録されており、開発環境により使い分ける必要があります。Visual Studio 2005 専用コントロールは .NET Framework 2.0 ベースで作られており、スマートタグをはじめとする Visual Studio 2005 の新機能をフルに活用できます。
本製品に含まれるアセンブリは下記のとおりです。
| Visual Studio .NET 2002/2003 専用コントロール | Visual Studio 2005 専用コントロール |
| C1.Common.dll | |
| C1.Win.C1FlexGrid.dll | C1.Win.C1FlexGrid.2.dll |
| C1.Win.C1FlexGrid.Classic.dll | C1.Win.C1FlexGrid.Classic.2.dll |
※Visual Studio 2005 専用コントロールをご利用の場合、C1.Common.dll は必要ありません。
それぞれのコンポーネントは、対応する開発環境上でのみ利用することができます。例えば、Visual Studio .NET 2002/2003 専用コントロールを Visual Studio 2005 環境上で使用することはできません。使用した場合の動作は一切保証しておりませんのでご注意ください。
また、Windows Vista 環境で利用可能なコントロールは、Visual Studio 2005専用コントロールのみとなります。Visual Studio 2002/2003専用コントロールについては、開発、運用双方において Windows Vista 上での動作を保証しておりません。
なお、本製品を含む PowerTools for .NET シリーズ製品は、Visual Studio .NET 上での利用を前提に開発されています。そのため弊社では、同環境上で利用した場合に限定して動作を保証しております。現在のところ、その他の開発環境については動作保証の対象外となります。
3. 製品リリース後のサポートサービスについて
弊社テクニカルサポートでは、弊社製品の機能をご理解いただくための各種情報を弊社 Web サイト(
http://www.grapecity.com/japan/)にて公開しております。製品を使用する上で予期しない動作が確認された場合、製品 FAQ にて回避策を提示するか、バグレポートにて確認された不具合の詳細をお知らせしております。
また、技術的問題に対応するために修正版を提供する場合があります。修正版の提供は、弊社および開発元の判断により不定期に行われます。ただし、すべての不具合が修正されることを保証するものではありません。特定のお客様に対する個別の修正版提供や以下のようなケースに対する修正は致しかねます。
- 修正の影響範囲が大きい場合(大幅な仕様変更を伴う場合など)
- 技術的に不可能な場合(OS、.NET Framework の動作が影響するものなど)
- 固有の特殊な動作環境においてのみ発生する場合(ハードウェア、周辺機器、OS、開発環境など)
- 仕様変更に伴う意図的な非互換処理に対する再修正(以前のバージョンと同じ動作に戻すなど)
なお、ソフトウェアの仕様は予告なく変更することがあります。修正版は原則的に以前のバージョンとの互換性を保持するよう細心の注意を払っておりますが、技術的問題によりやむを得ず非互換の動作が発生する場合があります。修正版は、以前のバージョンとの 100% 完全互換性を保証するものではないことをご了承ください。
本項目は、単体製品版について説明しています。ComponentOne Studio 収録版の場合は、内容が一部異なります。詳しくは、ComponentOne Studio のリリースノートをご参照ください。
FlexGrid for .NET をインストールするには、Web サイトからダウンロードした(または、配布 CD に含まれる)以下のインストールファイルを実行します。
FlexGridNETwin_yyyymmdd.exe
(yyyymmddはインストーラのリリース時期によって変わります)
配布 CD からインストールを実行する場合、上記のインストールファイルを直接実行する必要はありません。コンピュータに CD をセットするとメニューが表示されるので、メニュー上の[インストール]をクリックし、指示に従うことでインストールできます。
1. 必要なハードウェアとソフトウェア
FlexGrid for .NET をご使用いただくには、以下のハードウェアとソフトウェアが必要です。
ハードウェア
CDドライブ (パッケージ版の場合のみ)
40MB 以上の空き領域を持つハードディスクドライブ
ソフトウェア(Visual Studio 2002/2003 専用コントロールの場合)
●開発環境
| 開発ツール |
Visual Studio .NET 2002/2003 日本語版 |
| 開発言語 |
Visual Basic、C# |
| OS |
| |
32ビット(x86) |
64ビット(x64) |
| Windows 2000 日本語版 |
● |
− |
| Windows XP 日本語版 |
● |
× |
| Windows Server 2003 日本語版 |
● |
× |
| Windows Vista 日本語版 |
× |
× |
|
●運用環境
| フレームワーク |
.NET Framework 1.0 SP3/1.1 SP1 |
| OS |
| |
32ビット(x86) |
64ビット(x64) |
| Windows 2000 日本語版 |
● |
− |
| Windows XP 日本語版 |
● |
× |
| Windows Server 2003 日本語版 |
● |
× |
| Windows Vista 日本語版 |
× |
× |
|
ソフトウェア(Visual Studio 2005 専用コントロールの場合)
●開発環境
| 開発ツール |
Visual Studio 2005 日本語版 ※Windows Vista で開発する場合は、Visual Studio 2005 Service Pack 1 Update for Windows Vista を適用する必要があります。 |
| 開発言語 |
Visual Basic、C# |
| OS |
| |
32ビット(x86) |
64ビット(x64) |
| Windows 2000 日本語版 |
● |
− |
| Windows XP 日本語版 |
● |
× |
| Windows Server 2003 日本語版 |
● |
× |
| Windows Vista 日本語版 |
● |
× |
|
●運用環境
| フレームワーク |
.NET Framework 2.0/3.0 |
| OS |
| |
32ビット(x86) |
64ビット(x64) |
| Windows 2000 日本語版 |
● |
− |
| Windows XP 日本語版 |
● |
× |
| Windows Server 2003 日本語版 |
● |
× |
| Windows Vista 日本語版 |
● |
× |
|
2 インストールの内容
FlexGrid for .NET のセットアッププログラムは、次の構成でファイルをコピーします。インストール結果について詳しく知るには、ユーザー指定フォルダに作成されるインストールログファイル(Install.log)を参照してください。インストールログファイルはテキスト形式のファイルとなっています。
以下の
赤色で表したファイルは、製品のインストール、アンインストール、ライセンス認証、およびライセンス認証解除で自動的に使用されるものです。これらのファイルは、製品版にインストールされるもので、トライアル版では一部異なります。
また、
紫色で表したファイルは Visual Studio .NET 2002/2003 用の、
緑色で表したファイルは Visual Studio 2005 用のファイルであることを示しています。インストールされている開発環境により、いずれか一方あるいは両方のファイルがコピーされます。
\<User Folder>\
csac.dll
Deactiva.exe
Install.log
instsac.dll
Sweep.exe
Sweep.ini
Uninst.bat
Uninst_bat.EXE
Uninst.exe(※トライアル版のみ)
Uninst.ini(※トライアル版のみ)
UnRegInf.exe
Bin\
C1.Common.dll
C1.Win.C1FlexGrid.dll
C1.Win.C1FlexGrid.xml
C1.Win.C1FlexGrid.Classic.dll
070629\
C1.Common.dll
C1.Win.C1FlexGrid.dll
C1.Win.C1FlexGrid.Classic.dll
C1Lc.exe
Bin2\
C1.Win.C1FlexGrid.2.dll
C1.Win.C1FlexGrid.2.xml
C1.Win.C1FlexGrid.Classic.2.dll
070629\
C1.Win.C1FlexGrid.2.dll
C1.Win.C1FlexGrid.Classic.2.dll
C1FlexGrid\
ReleaseNote_4.0J_070629.htm
Samples\
CS\
Sample.html.images\
VB\
C1FlexGridSamples.html
Samples_2005\
CS\
Sample.html.images\
VB\
C1FlexGridSamples.html
Tutorials\
CS\
VB\
Tutorials_2005\
CS\
VB\
Data\
NWind.mdb
H2Help\
ALinkIndex.HxK
C1.FlexGrid_H2Reg_cmd.ini
C1FlexGrid.HxA
C1FlexGrid.HxC
C1FlexGrid.HxK
C1FlexGrid.HxS
C1FlexGrid.HxT
F1HelpIndex.HxK
H2HelpReg.bat
H2HelpUnReg.bat
H2Reg.exe
H2Reg.ini
H2Reg_Log.txt
NamedURLIndex.HxK
Help\
C1FlexGrid.chm
Links\
Activation.chm
Feedback.htm
GrapeCityLogo.gif
GrapeCityweb.htm
Readme.htm
SupportForm.htm
SupportInfo.htm
SupportPolicy.htm
UserService.htm
\<Program Files\Common Files>\
C1Studio\
Help\
ALinkIndex.HxK
C1.Studio_H2Reg_cmd.ini
C1Studio.HxA
C1Studio.HxC
C1Studio.HxK
C1Studio.HxS
C1Studio.HxT
F1HelpIndex.HxK
H2Reg.exe
H2Reg.ini
H2Reg_Log.txt
HelpReg.bat
HelpUnReg.bat
NamedURLIndex.HxK
\<Windows System32 Folder>\
sac.dll
3. 主要ファイルの説明
| ファイル名 | 説明 |
| C1.Common.dll |
共通アセンブリ(.NET Framework 1.0/1.1 用) Assembly version: 1.0.20031.116 ファイルバージョン: 1.0.20042.118 |
| C1.Win.C1FlexGrid.dll |
本体アセンブリ(.NET Framework 1.0/1.1 用) Assembly version: 2.6.20071.324 ファイルバージョン: 2.6.20071.324 |
| C1.Win.C1FlexGrid.Classic.dll |
本体アセンブリ(.NET Framework 1.0/1.1 用) Assembly version: 2.6.20071.324 ファイルバージョン: 2.6.20071.324 |
| C1.Win.C1FlexGrid.2.dll |
本体アセンブリ(.NET Framework 2.0/3.0 用) Assembly version: 2.6.20072.344 ファイルバージョン: 2.6.20072.344 |
| C1.Win.C1FlexGrid.Classic.2.dll |
本体アセンブリ(.NET Framework 2.0/3.0 用) Assembly version: 2.6.20072.344 ファイルバージョン: 2.6.20072.344 |
| C1FlexGrid.chm |
製品ヘルプ(Visual Studio .NET 2002/2003 用) |
| C1FlexGrid.HxS |
製品ヘルプ(Visual Studio 2005 用) |
| ReleaseNote_4.0J_070629.htm |
FlexGrid for .NET リリースノート |
| Samples\*.* |
サンプルおよびサンプルヘルプ(Visual Studio .NET 2002/2003 用) |
| Samples_2005\*.* |
サンプルおよびサンプルヘルプ(Visual Studio 2005 用) |
| Tutorials\*.* |
チュートリアル(Visual Studio .NET 2002/2003 用) |
| Tutorials_2005\*.* |
チュートリアル(Visual Studio 2005 用) |
4. アンインストール
FlexGrid for .NET をアンインストールするには、次のいずれかの作業を行います。アンインストールでは、製品をインストールしたフォルダに含まれるアンインストールユーティリティが自動的に使用されます。
- スタートメニューの「PowerTools FlexGrid for .NET」から「アンインストール」を実行する。
- コントロール パネルの「アプリケーションの追加と削除」または「プログラムの追加と削除」から「PowerTools FlexGrid for .NET」を実行する。
上記のいずれかを実行することで、システムから
FlexGrid for .NET のファイルが削除されます。なお、アンインストール中に表示されるウィンドウは、自動的に閉じるまで、操作しないでください。
■ 注記 ■
- インストール後にファイルを移動した場合や、Install.log ファイルを消去した場合は、アンインストールを実行できません。
- インストール後に作成されたファイルは、アンインストールでは削除されません。
- アンインストール時には、必ずライセンス認証の解除を行ってください。解除を行わないで別のマシンにインストールしようとしたり、同じマシンでもハードディスク構成などの基本構成が変更されたマシンにインストールしようとすると、ライセンス認証に失敗します。
FlexGrid for .NET は、ソフトウェアが許諾されている正規のライセンス数に応じた数のコンピュータにインストールされていることを確認するため、ソフトウェアのライセンス認証を導入しています。
FlexGrid for .NET をインストールするには、ライセンス認証を受ける必要があります。また、本製品を最初にインストールしたコンピュータとは別のコンピュータに移して使用するには、ライセンス認証解除を行う必要があります。
以下に、ライセンス認証とその解除について説明します。また、本製品のインストール先の Links フォルダには、ライセンス認証ヘルプ(Activation.chm)が格納されています。このヘルプには、ライセンス認証に関するよくある質問をまとめた FAQ が含まれていますのでご活用ください。最新の情報は、次の Web サイトを参照してください。
1. SoftwareActivation(ソフトウェア アクティベーション)
ソフトウェア アクティベーション(ライセンス認証)は、ソフトウェアが許諾されている正規のライセンス数に応じた数のコンピュータにインストールされていることを確認するため、ソフトウェアのプロダクトキーを管理するものです。
実際の手続きでは、入力されたプロダクトキーとコンピュータのハードウェアや日付などから生成される固有の番号を送信します。これ以外の情報(例えば、氏名、住所、使用しているほかのソフトウェア名、インターネットの閲覧履歴など)は、一切送信しません。
ユーザーはセットアップ時、あるいは事前にライセンス認証が必要になります。ライセンス認証を受けない場合でも、トライアル版としての利用は可能です。ユーザーがインターネットに接続されているコンピュータからライセンス認証を行った場合は、確認手続きが自動的に行われます。
コンピュータがインターネットに接続されていない場合でも、他のインターネットに接続されているコンピュータから、ライセンス認証を受けることができます。画面に表示されたプロダクトキーと認証ナンバーを、以下の Web サイトで入力すると、ライセンスキーが発行されますので、ライセンスキーをコンピュータ画面上の所定位置に入力して終了です。
https://sa.grapecity.com/activation
2. PowerToolsシリーズ製品の認証について
PowerToolsシリーズ製品をセットアップする場合、ライセンス認証を受ける必要があります。ライセンス認証およびライセンス認証解除の手続きは、以下の方法で行えます。
また、製品インストール先の Links フォルダに格納されている
ライセンス認証ヘルプ(Activation.chm ファイル)では、ここで説明している内容について、画像を使ってステップバイステップで詳解しています。必要に応じて、こちらもご参照ください。
2-1. コンピュータがインターネットに接続されている場合
ライセンス認証手続き
インターネットに接続されているコンピュータからライセンス認証を行う場合は、ライセンス認証手続きが自動的に行われます。その後インストーラを起動し、インストール画面に表示されるメッセージにしたがってインストールを行ってください。
ライセンス認証解除手続き
インターネットに接続されているコンピュータからライセンス認証解除を行う場合は、ライセンス認証解除手続きが自動的に行われます。アンインストーラを起動し、アンインストール画面に表示されるメッセージにしたがってアンインストールを行ってください。
最後に「アンインストールは完了しました。[OK]をクリックするとライセンス認証の解除手続きを行います。」のメッセージが表示されます。「OK」をクリックし、ライセンス認証の解除手続きになります。
■ 注記 ■
- ライセンス認証の解除手続き中にキャンセルするなどして解除手続きを完了しなかった場合、製品の使用を中止したことになりません。また他のコンピュータへのインストールもできません。必ずライセンス認証の解除手続きを完了してください。
- 解除手続きをキャンセルしてしまった場合でも、同じコンピュータへの再インストールは可能です。(注意:但し、再インストール時にライセンス認証の手続きを行う必要があります。)
- ハードディスクや CPU を交換する場合には、交換前に必ず、ライセンス認証の解除手続きを行ってください。
2-2. コンピュータがインターネットに接続されていない場合
ライセンス認証手続き
プロダクトキーと認証ナンバーをご用意ください。(認証ナンバーはインストーラが生成しますので、インストーラを起動しインストール画面に表示されるメッセージにしたがって操作を行ってください。)
インターネットに接続されている他のコンピュータから、ライセンス認証を受けることができます。インストール画面で、「インターネットに接続している他のコンピュータのブラウザを使ってライセンスキーを取得する」を選択し、画面に表示されたプロダクトキーと認証ナンバーを、以下の Web サイトで入力すると、ライセンスキーが発行されますので、ライセンスキーをコンピュータ画面上の所定位置に入力して終了です。
https://sa.grapecity.com/activation
ライセンス認証解除手続き
プロダクトキーと認証解除キーをご用意ください。(認証解除キーはアンインストーラが生成しますので、アンインストーラを起動しアンインストール画面に表示されるメッセージにしたがって操作を行ってください。)
インターネットに接続されている他のコンピュータから、ライセンスの認証を解除することができます。アンインストール画面で、「インターネットに接続している他のコンピュータのブラウザを使ってライセンス認証解除手続きを行う。」を選択し、画面に表示されたプロダクトキーと認証解除キーを、以下の Web サイトで入力すると、ライセンスの認証解除が終了します。
https://sa.grapecity.com/deactivation
2-3. コンピュータがクラッシュした場合の再認証申請
コンピュータがクラッシュした場合やハードディスクをフォーマットした場合、もう既に製品自体はアンインストールされており、認証解除キーが取得できませんので、以下の方法により再認証の申請を行ってください。
ライセンス再認証の方法
再認証リクエスト用の以下の Web サイトにアクセスし、画面に表示されたすべての項目を入力して「送る」ボタンをクリックしてください。
https://sa.grapecity.com/reactivation
この再認証の申請について、認証解除を承認した(あるいは承認しない)旨のメールが、差出人:toolactivation@grapecity.com から送信されます。承認されていれば、当該プロダクトキーを使用した他のコンピュータへのインストールが可能になります。承認されていなければ、当該プロダクトキーを使用した他のコンピュータへのインストールはできません。
■ 注記 ■
- 同じコンピュータへの再インストールについては、CPU、ハードディスクのハードウエア構成が変わっていなければ、再認証の申請手続きなしで使用可能です。
- 再認証申請の受付は、祝日と弊社休業日を除く月〜金曜日の 9:00〜17:30 に限らせていただきます。
3. ライセンス認証済み製品のアンインストール時のご注意
スタートメニューの[アンインストール]からアンインストールを行った場合、アンインストール実行中に、[アンインストール]と[アンインストールオプション]の2つのタスクがタスクバーに表示されます。
コントロールパネルの[アプリケーションの追加と削除]からアンインストールを行った場合、アンインストール実行中に、[アンインストール]と[\<Windows System Folder>\cmd.exe]の2つのタスクがタスクバーに表示されます。また、タスク[\<Windows System Folder>\cmd.exe]が最小化されずにコマンドプロンプトウィンドウが開いた状態になります。
いずれの場合にも、アンインストール実行中に、コマンドプロンプトウィンドウを直接閉じる等の操作で終了しないでください。コマンドプロンプトウィンドウを終了させると、アンインストール終了後にいくつかのファイルが\<User Folder>\配下に残る場合があります。もし、このような状態になった場合は、エクスプローラを開き手動で\<User Folder>\ごと削除してください。
参考情報
コンピュータがインターネットに接続されていない場合の手続き、コンピュータがクラッシュした場合の再認証申請について、具体的な方法をライセンス認証ヘルプ(Activation.chm ファイル)で説明しています。このファイルは、製品インストール先の Links フォルダに格納されておりますのでご覧ください。(パッケージ版の場合は CD-ROM にも収録されています。)
FlexGrid for .NET の更新内容をバージョンごとに解説します。該当する項目をクリックすると、その説明が表示されます。
●Ver. 4.0J 改訂第1版
Release Version : 2.6.20072
以下に、2.6.20071 から 2.6.20072 への変更点について説明します。
1. Windows Vista 対応
Visual Studio 2005 専用コントロールで Windows Vista に対応しました。
2. 機能の追加/変更
※下記の機能については、製品ヘルプに反映されていません。
■Officeスタイル関連
下記の機能が追加されました。
- VisualStyle プロパティ (C1FlexGridBase クラス)
グリッド全体の表示スタイルを設定します。
- ResetVisualStyle メソッド (C1FlexGridBase クラス)
VisualStyle プロパティをリセットします。
- VisualStyle.Custom (VisualStyle 列挙体)
いずれのVisualStyleも使用しません。グリッドはスタイルおよびプロパティにより描画されます。
- VisualStyle.Office2007Black (VisualStyle 列挙体)
Office 2007 の配色:黒色に基づく外観でグリッドが描画されます。
- VisualStyle.Office2007Blue (VisualStyle 列挙体)
Office 2007 の配色:青色に基づく外観でグリッドが描画されます。
- VisualStyle.Office2007Silver (VisualStyle 列挙体)
Office 2007 の配色:銀色に基づく外観でグリッドが描画されます。
- VisualStyle.System (VisualStyle 列挙体)
現在のシステム設定に基づく外観でグリッドが描画されます。
■マウスイベント
これまでのMouseHoverCell イベントに代わって2つのイベントが追加されました。
これらのイベントは、セル内にマウスポインタが入ったとき、およびマウスポインタがセルから離れた際に発生し、
イベントが発生した行/列の情報を含む RowColEventArgs を持ちます。
追加
- MouseEnterCell イベント
- MouseLeaveCell イベント
廃止
使用例
下記のコードではマウス動作を追跡し、マウスの下のセルをハイライト表示します。
◎サンプルコード (VB)
Private Sub Form1_Load(・・・
' カスタムスタイルを作成
flex.Styles.Add("track")
flex.Styles("track").BackColor = Color.Gold
End Sub
Private Sub flex_MouseEnterCell(・・・
' セル内にマウスポインタが入ればスタイルを設定
flex.SetCellStyle(e.Row, e.Col, flex.Styles("track"))
End Sub
Private Sub flex_MouseLeaveCell(・・・
' セルから出た際にスタイルを削除
flex.SetCellStyle(e.Row, e.Col, CType(Nothing, C1.Win.C1FlexGrid.CellStyle))
End Sub
◎サンプルコード (C#)
private void Form1_Load(・・・
{
// カスタムスタイルを作成
flex.Styles.Add("track");
flex.Styles["track"].BackColor = Color.Gold;
}
private void flex_MouseEnterCell(・・・
{
// セル内にマウスポインタが入ればスタイルを設定
flex.SetCellStyle(e.Row, e.Col, flex.Styles["track"]);
}
private void flex_MouseLeaveCell(・・・
{
// セルから出た際にスタイルを削除
flex.SetCellStyle(e.Row, e.Col, (C1.Win.C1FlexGrid.CellStyle)null);
}
■行、列の追加
Addメソッドのオーバーロードが追加され、複数行/列の追加が可能になりました。
これらの機能はInsertRangeメソッドと似ていますが、特定の位置ではなく、常にグリッドの最後に追加します。引数は、追加する行/列の数です。
なお、RowCollection.Addメソッドはバウンドモードでは使用できません。
- RowCollection.Add(System.Int32)
- ColumnCollection.Add(System.Int32)
■グリッドへの参照
行/列からグリッドの参照を取得します。
■ノードのソート
指定されたレベルのノードを特定の順序でソートします。
引数は、ソートするノードのレベル(level)とオブジェクトを比較する System.Collections.IComparer オブジェクト(comparer)です。
- GridTree.Sort(System.Int32,System.Collections.IComparer)
●Ver. 4.0J 初版
Release Version : 2.6.20071
以下に、2.5.20061 から 2.6.20071 への変更点について説明します。
1. 機能の追加/変更
■スマートデザイナ
スマートデザイナの機能を実装しました(Visual Studio 2005 専用コントロールのみ)。スマートデザイナの詳細や設計時の操作方法については、「設計時のサポート」(Visual Studio 2005 専用コントロール用ヘルプ)を参照してください。
■カスタムマージオプション
新たにカスタムマージオプションを実装しました。以前のバージョンでは、カスタムマージを実現するためにグリッドをサブクラス化して GetMergedRange メソッドをオーバーライドする必要がありました。カスタムマージオプションを使用すると、簡単にマージ範囲のリストを提供できます。
- AllowMergingEnum.Custom(AllowMergingEnum 列挙体)
- MergedRanges プロパティ(C1FlexGrid クラス)
- GetMergedRange メソッド(C1FlexGrid クラス)
■Excelファイルの保存とロード
Excelファイルの保存とロード時に固定行(列)と静止行(列)をフリーズできるようになりました。同様に、マージ状態もExcelファイルの保存とロード時にサポートされるようになりました。また、WordWrap プロパティが True に設定されているとき、埋め込みの改行を含む文字列をExcelファイルに確実に保存する(行の高さを適切に設定する)ように改善しました。
- FileFlags.NoFreezing(FileFlags 列挙体)
- FileFlags.SaveMergedRanges(FileFlags 列挙体)
- FileFlags.LoadMergedRanges(FileFlags 列挙体)
- FileFlags.IncludeMergedRanges(FileFlags 列挙体)
■編集エディタ
組み込みの数値エディタを追加しました。数値エディタは、セルスタイル(列)に割り当てられた Format プロパティを使用可能にし、(セル型に基づいて)キーチェック、入力時の書式、範囲チェックを提供します。
- EditFlags.UseNumericEditor(EditFlags 列挙体)
ComboBoxEditor プロパティを新たに追加しました。ComboBoxEditor プロパティはアクティブな ComboBox エディタコントロールの主要なプロパティへの簡単アクセスを提供します。
- ComboBoxEditor プロパティ(C1FlexGridBase クラス)
- ComboBoxEditor クラス
- ComboBoxEditor.Items プロパティ(ComboBoxEditor クラス)
- ComboBoxEditor.SelectedIndex プロパティ(ComboBoxEditor クラス)
- ComboBoxEditor.SelectedItem プロパティ(ComboBoxEditor クラス)
- ComboBoxEditor.SelectedKey プロパティ(ComboBoxEditor クラス)
■スクロール関連
スクロールバーの常時表示、セル単位のスクロールが可能になりました。
また、これまでのBeforeScrollTipイベントに代わってShowScrollTipイベントを使用するようになりました。
- ScrollOptions プロパティ(C1FlexGridBase クラス)
- ScrollBarsVisible プロパティ(ScrollableControl クラス)
- ScrollFlags.AlwaysVisible(ScrollFlags 列挙体)
- ScrollFlags.DelayedScroll(ScrollFlags 列挙体)
- ScrollFlags.None(ScrollFlags 列挙体)
- ScrollFlags.ScrollByRowColumn(ScrollFlags 列挙体)
- ScrollFlags.ShowScrollTips(ScrollFlags 列挙体)
- ShowScrollTip イベント(C1FlexGridBase クラス)
廃止された機能
下記の機能が廃止されました。対応する新しい機能(矢印右側)を使用してください。
ScrollTrack プロパティ → ScrollFlags.DelayedScroll フラグ
ScrollTips プロパティ → ScrollFlags.ShowScrollTips フラグ
ScrollTipText プロパティ → ShowScrollTip イベント
BeforeScrollTipイベント → ShowScrollTip イベント
■行/列ヘッダ
行と列のヘッダをXPのテーマで表示するかどうかを個別に制御する ShowThemedHeaders プロパティを追加しました。
- ShowThemedHeaders プロパティ(C1FlexGridBase クラス)
■スタイル関連
スタイルの背景画像、配置方法を指定できるようになりました。
- BackgroundImage プロパティ(CellStyle クラス)
- BackgroundImageLayout プロパティ(CellStyle クラス)
選択したセルに対応する行ヘッダと列ヘッダの描画に使用するスタイルを追加しました。
- SelectedColumnHeader プロパティ(CellStyleCollection クラス)
- SelectedRowHeader プロパティ(CellStyleCollection クラス)
■ソート
現在のソートを定義する列への参照を取得できるようになりました。
- SortColumn プロパティ(C1FlexGridBase クラス)
■データ連結関連
- CellChanged イベントを改良し、グリッドと DataTable オブジェクトの連結時に e.Col パラメータに変更された実際の列を渡すようにしました。
- データ連結時に Caption プロパティが使用可能になりました。
■セル編集関連
- ユーザーがセルボタンをクリックした場合、StartEdit/AfterEdit イベントが発生しないよう改善しました。この場合、CellButtonClick イベントのみが発生します。
- AutoClipboard で切り取り/貼り付けするか、ドラッグ&ドロップした際に、StartEdit/AfterEdit イベントが発生するように改善しました。
- EditFlags.DelayedCommit(EditFlags 列挙体)
■データマップ関連
- 自動貼り付けロジックを改良し、データマップされたセルを使用可能にしました。
- 大容量のデータマップ(500 アイテム以上)使用時のコンボボックスのパフォーマンスを改善しました。
- データマップ列の表示位置をデータ型に応じて設定するよう改善しました。
■その他
- UseCompatibleTextRendering プロパティ(C1FlexGridBase クラス)
- AggregateFlags.ExcludeHiddenCells(AggregateFlags 列挙体)
- IC1EmbeddedEditor インタフェースを公開しました(Visual Studio 2005専用コントロール)。
- 小計行機能を改良して TimeSpan 値の操作を可能にしました。
- AutoSizeCols メソッドを改良し、ヘッダセル内のソートグリフが占めるスペースを計算に入れるようにしました。
- 値の強制型変換のパフォーマンスを改善(書式付き文字列のロード時に特に著しく改善)しました。
- コントロールの作成とロード時間の最適化を追加しました。
- アクセシビリティを改良して ComponentOne True DBGrid と Microsoft DataGridView との整合性を保証します。
- XP スタイルの境界線の描画を改良しました。XP スタイルが有効にされ、BorderStyle プロパティ が XpThemes または FixedSingle に設定されている場合、テーマの色が SystemColors.WindowFrame の代わりに使用されます。
2. 不具合の修正
[05407]
SaveGridメソッドによるCSVファイルへの出力時、不要な列が出力される
[05465]
別フォームからの新規行追加動作が不正
[05466]
印刷(プレビュー)時にスペースが出力される
[05536]
行/列の自動調整が正しく動作しない
[05566]
Excelに正常に出力されない数値がある
[05661]
製品ヘルプ「Clipプロパティ」の記載
[05984]
FlexGridと接続しているデータソースを変更した際、不要な列が追加されてしまう
[05985]
製品ヘルプ「KeyActionEnterプロパティ」の記載
3. 製品ヘルプ
Visual Studio 2005 専用コントロール用(MSHELP 2.0形式)と Visual Studio 2002/2003 共通コントロール用(CHM形式)の製品ヘルプをそれぞれ収録するようにしました。
●Ver. 3.0J 初版
Release Version : 2.5.20061
以下に、2.5.20044 から 2.5.20061 への変更点について説明します。
1. Visual Studio 2005 専用コントロールを追加
本バージョンでは、.NET Framework 2.0 に最適化された、Visual Studio 2005 専用コントロールを同梱しています。
これにより、最新の開発環境である Visual Studio 2005 上においても、
FlexGrid for .NET をご利用いただけます。
2. 機能の追加/変更
■マルチカラムコンボボックス
マルチカラムコンボボックスの使用が可能になりました。従来のコンボボックスと同様に画像やデータのリストを簡単な設定で使用することができると共に、データベースと連結して使用することも可能です。スタイルを使用して、セル単位でマルチカラムコンボボックスを設定することもできます。
- IC1MultiColumnDictionary インタフェース
- MultiColumnDictionary クラス
■XMLファイルのインポート/エクスポート
XMLファイルのインポート/エクスポート機能を追加しました。XMLファイルへの読み込み/保存は、グリッドのデータだけではなく、スタイル/プロパティ/レイアウトなども対象となります。
- ReadXML メソッド(C1FlexGridBase クラス)
- WriteXML メソッド(C1FlexGridBase クラス)
■行追加時の動作変更
AllowAddNew プロパティをTrueに設定したグリッドの行追加時の動作を TrueDBGrid や DataGrid、MSAccess と同様に変更しました。
- 変更前:新規行のテンプレート上にカーソルが移動した際に、新規行を追加。
- 変更後:ユーザーが新規行のテンプレート上に入力した際に、新規行を追加。
■スタイル名を使用したスタイルの設定
スタイル名を使用して、セルにスタイルを設定する機能を追加しました。
- SetCellStyle メソッド(C1FlexGridBase クラス)
- Add メソッド(CellStyleCollection クラス)
■セルラベルの表示
セル上にマウスを移動した際に、セルの値をセルラベルに表示する機能を追加しました。
- ShowCellLabels プロパティ(C1FlexGridBase クラス)
■XPのテーマ
グリッドにXPのテーマを追加しました。ホットトラッキングにも対応しています。
- BorderStyle プロパティ(ScrollableControl クラス)
- C1.Win.C1FlexGrid.Util.BaseControls.BorderStyleEnum 列挙体
■列レイアウトの保持
グリッドがデータソースに連結された場合に列を自動的に作成するかどうかを設定する機能を追加しました。
- AutoGenerateColumns プロパティ(C1FlexGridBase クラス)
■マウスイベント
マウスがセル上を移動すると発生する MouseHoverCell イベントを追加しました。
- MouseHoverCell イベント(C1FlexGridBase クラス)
■エラー情報の表示
行やセル上にエラー情報を表示する機能を追加しました。
- ShowErrors プロパティ(C1FlexGridBase クラス)
- GetCellErrorInfo イベント(C1FlexGridBase クラス)
- GetRowErrorInfo イベント(C1FlexGridBase クラス)
■固定セル上でのコンボボックスの使用
StartEditing メソッドを使用することで、固定セル上でもコンボボックスを使用することが可能になりました。
■固定セル上でのチェックボックスの使用
固定セル上でもチェックボックスを使用することが可能になりました。
■ユーザーデータの参照/設定
GetUserData/SetUserDataメソッドを追加しました。このメソッドの追加により、既存のメソッド(Get/SetData、Get/SetCellImage、Get/GetCellCheck、Get/GetCellStyle)とあわせて、全てのセル情報を直接取得できるようになりました。
- GetUserData メソッド(C1FlexGridBase クラス)
- SetUserData メソッド(C1FlexGridBase クラス)
■Treeオブジェクトのリセット
Clear メソッドを追加しました。
■印刷オプション(ExtendLastCol)の追加
最後の列を広げてグリッドのデッドエリアを埋めた上で印刷を行うオプションを追加しました。
■セルの判別
セルの判別に使用する下記の機能を追加しました。
- IsCellFixed メソッド(C1FlexGridBase クラス)
- IsCellCursor メソッド(C1FlexGrid、C1FlexGridBase クラス)
- IsCellHighlighted メソッド(C1FlexGrid、C1FlexGridBase クラス)
- IsCellValid メソッド(C1FlexGridBase クラス)
- HitTest メソッド(C1FlexGridBase クラス)
- HitTestInfo 構造体
3. 不具合の修正
[04550]
Tabキーによりセルを移動するとTabキーコードがセットされてしまい、値が消去されてしまう
[04557]
編集モード中にスクロールすると、画面の表示が乱れてしまう
[04560]
改行コードを含むグリッドでSaveGridメソッドを使用すると、別の行に出力されてしまう
[04572]
行数が偶数時と奇数時で動作が異なってしまう
[04638]
[Ctrl] + [Tab] キーを使用すると、例外が発生する
[04654]
ComboCloseUpイベントが発生しない
[04732]
AllowMergingEnum.RestrictColsの場合、固定列のマージ結果が異なる
[04740]
マージされたセルでスクロールの動作が異なる
[04741]
固定列(または固定行)のみのグリッドを印刷できない
[04742]
コンボボックスに正しく画像を設定できない
[04830]
編集不可のセルでクリップボードアクションが可能になってしまう
[04870]
ソート時に選択状態が解除されてしまう
[05023]
マージした静止列上で境界線が表示されなくなってしまう
[05025]
貼り付け処理を行うと次行のセルが空白になってしまう
[05127]
Excelに出力した際に、Single型のセル値が不正になる
[05155]
別スレッドのグリッドで列(行)幅変更時にマウスカーソルが変更されなくなる
[05191]
固定(静止)セルの背景色をTransparentにしてスクロールすると描画が乱れる
[05199]
列エディタからカスタムエディタを設定できない
4. サンプルヘルプの変更
サンプルヘルプをHTMLドキュメントにし、追加されたサンプルに応じて内容を変更しました。サンプルヘルプ内の画像等は、「Sample\Sample.html.images」内に収録されています。
5. 製品ヘルプの変更・修正
製品ヘルプをMSHELP 2.0形式に変更し、内容を修正しました。主な修正点は以下の通りです。
・[F1]キーによるヘルプの表示に対応しました。
・追加されたプロパティ、メソッド、イベントなどの機能の解説を追記しました。
・変更された内容や記述ミスを修正しました。
・その他、リリース時の状況に合わせていくつかの記述を訂正しました。
●Ver. 2.0J 初版
Release Version : 2.5.20044
以下に、2.1.20033 から 2.5.20044 への変更点について説明します。
1. オブジェクトモデルの拡張
本バージョンでは、Excelファイルのエクスポートやカスタムエディタのサポートなど、数多くの機能改善が行われており、オブジェクトモデルが拡張されています。
そのため、アセンブリバージョンが従来のものから変更されています。ただし、この変更が既存アプリケーションに与える影響はほとんどありません。
2. 機能の追加
【全般】
追加された主な機能は次の通りです。
[Excelシートのインポート/エクスポート]
Excel シートからのデータ読み込みと保存ができます。エクスポート時にはデータマップによる変換値をそのまま保存したり、Excel ブックに含まれるすべてのシート名の取得も可能。
[カスタムエディタ]
Visual Studio .NET標準のRichTextBoxやアップダウンコントロール、弊社製品「InputMan for .NET」(別売)など任意のコントロールをカスタムエディタとして用いることができます。
[カスタム集計計算]
データに定数を加算して合計を出したり、True 値を持つセルの個数をカウントするなどカスタムタイプの集計機能を組み込めます。
【各種設定】
- チェックボックスが可視状態で、チェックされていなければ、データをヌルに設定します。
- DataTypeがブール値の時に、自動的にチェックボックスを表示します。
- 固定セルとスクロール可能なセルの間の線を、EmptyArea.Border.Colorで設定したシートの辺の色と同じ色で描くことができます。
- チェックボックスおよび縮小/展開ボタンにもテーマが適用されます。
- 設計時にスタイルエディタを用いた場合、列の背景色や文字サイズなどの属性変更の結果を直ちに確認できるよう、スタイルエディタにスタイルのプレビュー機能を追加しました。
- AllowMerging プロパティをSpill(長いデータのはみ出し表示)に設定にした場合、セルの内容がイメージであっても反映するようにしました。イメージの幅がセル幅より大きい場合、隣接する空白セルにはみ出して表示します。
- 固定セルにおいても、データ値を表示値に変換するためのデータマッピング設定が可能です。
- 静止行や列の数を増加または減少させた場合でも、選択範囲が保持されます。
- マウスを使用してすべての列または行を静止させた場合、ダブルクリックにより静止が解除されます。
- 基本タイプのほかに縦横同時など任意のマージ形式をコードから組み込めます。
- 文字列の縦書き表示が可能です。
- インクリメンタルサーチによるコンボボックスのリスト内検索が可能です。
- Ctrl-Cなどクリップボード経由のコピー/ペーストの実行をプロパティで設定できます。
【オブジェクトの追加】
以下のオブジェクトが追加されました。
C1FlexGridクラス
AutoClipboardプロパティ
CustomComparerプロパティ
DoubleBufferプロパティ
EditOptionsプロパティ
Editorプロパティ
AfterAddRowイベント
AfterDeleteRowイベント
BeforeAddRowイベント
BeforeDeleteRowイベント
BeforeDoubleClickイベント
CancelAddRowイベント
GetUnboundValueイベント
LeaveEditイベント
SetUnboundValueイベント
LoadExcelメソッド
LoadExcelSheetNamesメソッド
SaveExcelメソッド
SetDataBindingメソッド
CellStyleクラス
Editorプロパティ
TextDirectionプロパティ
UserDataプロパティ
Renderメソッド
CellStyleCollection
Editorプロパティ
Columnクラス
Editorプロパティ
ImageAlignFixedプロパティ
GridPrinterクラス
Headerプロパティ
Footerプロパティ
Rowクラス
DataSourceプロパティ
Editorプロパティ
ImageAlignFixedプロパティ
その他
LoadGridメソッド: Excelオプション
SaveGridメソッド: Excelオプション
EditFlags: 列挙型
FileFlags: 列挙型
GridChangedTypeEnum: 列挙型
CellStyleEnum: Editorオプション
FileFormatEnum: Excelオプション
TextDirectionEnum: イベントハンドラ
UnboundValueEventHandler: イベントハンドラ
UnboundValueEventArgs: イベント引数
StyleElementFlags: Editorオプション
StyleElementFlags: TextDirectionオプション
StyleElementFlags: UserDataオプション
AggregateFlags: AggregateBooleansオプション
3. 不具合の修正
[02811]
非編集モードでIMEから文字を入力すると、最後に押下した[Enter]キーの分だけ余計なKeyPressイベントが発生する。
[03036]
コンボボックスをキー操作で選択したとき、ValidateEditイベントが2回発生する。
[03037]
固定セルをマージした場合、グリッドを横にスクロールさせていくと、マージされた固定列の内容が静止列に重なる。
[03073]
PageUp、PageDownキーで非表示の行に移動できてしまう。
[03101]
CellChangedイベント内で引数e.Colの値を参照すると、常に"-1"になる。
[03243]
縦にマージされた列ヘッダをクリックしてソートしても、列ヘッダに△▽アイコンが表示されない。
[03376]
固定行が2行以上で固定行以外の行数が0の場合、PageUpキーを押下すると例外が発生する。
[03591]
ScrollTipsプロパティをTrueに設定し、グリッドの任意のセル上に30秒程度マウスをおいておくと、ツールチップが表示されてしまう。また、BeforeScrollTipイベントでScrollTipTextプロパティを設定すると、垂直スクロールバーを使用しても、2回目以降はツールチップが表示されない。
[03599]
Rows.CountプロパティとRows.Fixedプロパティが同数、2以上に設定した場合に、固定行にフォーカスが当たりセルの編集が可能になる。
[03830]
再描画を中止した状態で行数を変更すると、グリッドの表示が不正になる。
[04033]
グリッドの色が16ビット(HighColor)と32ビット(TrueColor)で異なる。
[04051]
デザイン時に列エディタから設定したImageAlignプロパティの設定が有効にならない。
[04073]
コンボボックスのセルに値を入力し、マウス操作によりセルを移動すると、入力前の値に戻ってしまう。
4. サンプルおよびチュートリアルの変更
サンプルを追加しました。また、チュートリアルフォルダには製品ヘルプのチュートリアルに記載されているサンプルだけを収録し、それ以外はサンプルフォルダに移動して、サンプル/チュートリアルフォルダの構成を変更しました。
5. 製品ヘルプの修正
製品ヘルプの内容を修正しました。主な修正点は以下の通りです。
・追加されたプロパティ、メソッド、イベントなどの機能の解説を追記しました。
・変更された内容や記述ミスを修正しました。
・その他、リリース時の状況に合わせていくつかの記述を訂正しました。
●Ver. 1.0J 改訂第2版
Release Version : 2.1.20033
以下に、2.1.20032 から 2.1.20033 への変更点について説明します。
1. 不具合の修正
[03247]
コンボボックス型セルで、リストにあるデータ以外を入力できない
[03241]
改訂第1版(Ver.2.1.20032)を用いた場合、Aggregateメソッドの引き数に「AggregateFlags」を指定していないと、オーバーロードに失敗するというエラーメッセージが表示される
[03240]
改訂第1版を用いた場合、フォームのKeyDownイベントで処理を行うとアプリケーション終了後にエラーが発生する
[03239]
改訂第1版を用いた場合、AllowEditing=Falseの行の行ヘッダに"*"が表示される
[03124]
改訂第1版を用いた場合、FormのKeyDownイベントでMe.Closeすると、エラーが発生する
[03038]
改訂第1版を用いた場合、RowsのAllowEditingをFalseにし、Colsの幅を変えると、行が削除される
[03034]
改訂第1版を用いた場合、Addメソッドで行を追加すると、AllowEditing=Trueに設定した行が消える
2. サンプルおよびチュートリアルの変更
サンプルおよびチュートリアルの変更は、各アセンブリのアップデートに伴うもので、表面上の差異はありません。
3. 製品ヘルプの修正
製品ヘルプの「PowerTools FlexGrid for .NETへようこそ」の記述のうち、お問い合わせの方法、住所などを現状に合わせて修正しました。
●Ver. 1.0J 改訂第1版
Release Version : 2.1.20032
以下に、1.1.20023 から 2.1.20032 への変更点について説明します。
1. オブジェクトモデルの変更
FlexGrid for .NET の改訂第1版(Ver.2.1.20032)ではオブジェクトモデルが拡張され、一部の機能は C1.Common アセンブリに統合されました。C1.Common アセンブリは、ComponentOne 社(FlexGrid for .NET の開発元)製品の共通インタフェースが定義されています。
初版(Ver.1.1.20023)で作成したプロジェクトに改訂第1版を適用する場合は、C1.Common.dll への参照を追加する必要があります。
2. 機能の追加
C1FlexGridクラス
[AllowAddNew プロパティ]
最終行の後に新規データ用のテンプレートを表示するかどうかを指定します。
[AllowDelete プロパティ]
DEL キーが押されたとき、選択された行を削除するかどうかを指定します。
[Glyphs プロパティ]
グリッドに表示する組み込みイメージを指定します。
[ShowErrorsプロパティ]
データソースを監視し、エラーを表示するかどうかを取得または設定します。
CellStyle クラス
[ComboList プロパティ]
セルのドロップダウンエディタで使用される項目リストを取得または設定します。
[DataMap プロパティ]
セルのデータ値を表示値に変換するのに使用するデータマップを取得または設定します。
[Display プロパティ]
セル内のテキストあるいはイメージの表示方法を取得または設定します。
[EditMask プロパティ]
セルの編集時に使用する入力マスクを取得または設定します。
[Format プロパティ]
セルのデータの書式設定を指定する文字列を取得または設定します。
[ImageMap プロパティ]
セルのデータ値をイメージに変換するのに使用するデータマップを取得または設定します。
CellStyleCollection クラス
[NewRow プロパティ]
新規データ行を追加するための行テンプレートを塗りつぶすのに使用する組み込み CellStyle を取得します。
HitTestInfoクラス
[Column プロパティ]
テストするポイントにある列のインデックスを取得します。
[Row プロパティ]
テストするポイントにある行のインデックスを取得します。
[Type プロパティ]
テストするポイントにある要素の種類(セル、リサイズ領域、空領域など)を取得します。
[X プロパティ]
テストするポイントのX座標を取得します。
[Y プロパティ]
テストするポイントのY座標を取得します。
GridPrinter クラス
[PrintPreviewDialog プロパティ]
組み込みの印刷プレビューダイアログへの参照を取得します。
3. 不具合の修正
[02995]
固定列のないグリッドで、0列目のマウスによるソートが正常に動作しない
[02994]
コンボリストボックスのセルで、空白を設定できてしまう
[02862]
RemoveItem で行を削除していくと、まだ行が残っているのに Row の値が -2 になる
[02861]
スタイルエディタで追加定義したカスタムスタイルが消えてしまう
[02829]
ドロップダウンリストとドロップダウンコンボで動作が異なる
[02812]
ShowButtons が Always のとき、コンボボックスセルからの移動で BeforeRowColChange が2度発生する
[02811]
IME からの入力時、KeyPress イベント(の e.KeyChar)が異常
[02809]
Form が Hide の状態で Add した行(列)が表示されない
[02720]
SubtotalPosition プロパティ を BelowData に設定した場合、SubTotal メソッドで合計行が列数分出力される
[FAQ3058]
最前面以外のタブにグリッドを配置し、Form_Load イベント内でグリッドの設定を行った場合、タブをクリックして表示しても設定がグリッドの表示に反映されない
4. 製品ヘルプの内容の追加と修正
製品ヘルプに更新内容を追記し、また記述ミスを修正しました。
●Ver. 1.0J 初版
Release Version : 1.1.20023
初版です。更新履歴はありません。